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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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ルカによる福音書11・29〜36

2020年9月2日

群衆の数がますます増えてきたので、イエスは話し始められた。「今の時代の者たちはよこしまだ。しるしを欲しがるが、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。つまり、ヨナがニネベの人々に対してしるしとなったように、人の子も今の時代の者たちに対してしるしとなる。南の国の女王は、裁きの時、今の時代の者たちと一緒に立ち上がり、彼らを罪に定めるであろう。この女王はソロモンの知恵を聞くために、地の果てから来たからである。ここに、ソロモンにまさるものがある。また、ニネベの人々は裁きの時、今の時代の者たちと一緒に立ち上がり、彼らを罪に定めるであろう。ニネベの人々は、ヨナの説教を聞いて悔い改めたからである。ここに、ヨナにまさるものがある。」

体のともし火は目「ともし火をともして、それを穴蔵の中や、升の下に置く者はいない。入って来る人に光が見えるように、燭台の上に置く。あなたの体のともし火は目である。目が澄んでいれば、あなたの全身が明るいが、濁っていれば、体も暗い。だから、あなたの中にある光が消えていないか調べなさい。あなたの全身が明るく、少しも暗いところがなければ、ちょうど、ともし火がその輝きであなたを照らすときのように、全身は輝いている。」

 

2020年9月1日
2020年8月31日

11:14 イエスは悪霊を追い出しておられたが、それは口を利けなくする悪霊であった。悪霊が出て行くと、口の利けない人がものを言い始めたので、群衆は驚嘆した。
11:15 しかし、中には、「あの男は悪霊の頭ベルゼブルの力で悪霊を追い出している」と言う者や、
11:16 イエスを試そうとして、天からのしるしを求める者がいた。
11:17 しかし、イエスは彼らの心を見抜いて言われた。「内輪で争えば、どんな国でも荒れ果て、家は重なり合って倒れてしまう。
11:18 あなたたちは、わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出していると言うけれども、サタンが内輪もめすれば、どうしてその国は成り立って行くだろうか。
11:19 わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出すのなら、あなたたちの仲間は何の力で追い出すのか。だから、彼ら自身があなたたちを裁く者となる。
11:20 しかし、わたしが神の指で悪霊を追い出しているのであれば、神の国はあなたたちのところに来ているのだ。
11:21 強い人が武装して自分の屋敷を守っているときには、その持ち物は安全である。
11:22 しかし、もっと強い者が襲って来てこの人に勝つと、頼みの武具をすべて奪い取り、分捕り品を分配する。
11:23 わたしに味方しない者はわたしに敵対し、わたしと一緒に集めない者は散らしている。」

2020年8月30日

7:1 それとも、兄弟たち、わたしは律法を知っている人々に話しているのですが、律法とは、人を生きている間だけ支配するものであることを知らないのですか。
7:2 結婚した女は、夫の生存中は律法によって夫に結ばれているが、夫が死ねば、自分を夫に結び付けていた律法から解放されるのです。
7:3 従って、夫の生存中、他の男と一緒になれば、姦通の女と言われますが、夫が死ねば、この律法から自由なので、他の男と一緒になっても姦通の女とはなりません。
7:4 ところで、兄弟たち、あなたがたも、キリストの体に結ばれて、律法に対しては死んだ者となっています。それは、あなたがたが、他の方、つまり、死者の中から復活させられた方のものとなり、こうして、わたしたちが神に対して実を結ぶようになるためなのです。
7:5 わたしたちが肉に従って生きている間は、罪へ誘う欲情が律法によって五体の中に働き、死に至る実を結んでいました。
7:6 しかし今は、わたしたちは、自分を縛っていた律法に対して死んだ者となり、律法から解放されています。その結果、文字に従う古い生き方ではなく、“霊”に従う新しい生き方で仕えるようになっているのです。

2020年8月29日

頼まれた奉仕は断らない

奥村真奈美さん

きっかけは合唱団。音楽大学4年の時、恩師となる教授の勧めで、御器所教会礼拝堂を会場に行われていたバッハ合唱団に参加した。団長であった御器所教会員から家庭集会へ毎度誘われた。礼拝にも折に触れて出席したが、就職、大学院修学、オランダ留学、結婚・出産・育児と続き、しばらくこれらに専念する。

ある朝、仕事の繁忙日ながらも何故か休暇を取ろうとする。ふと新聞を見ると、かの恩師の訃報が目に入った。その日の葬儀のため逗子教会に駆けつける。葬儀に参列するなかで、恩師から「教会へ行きなさい」と遺言をいただいた気になった。

次の主日から御器所教会の礼拝に出席し始める。ついに時いたり、2011年クリスマスに洗礼を受ける。翌年より礼拝での奏楽奉仕の一翼を担う。

「思い立ったら、すぐやる。やりたいことは全てやらせていただいた」と真奈美さん。一女一男の母にして現在はフルタイムでケアマネージャーの仕事に勤しむ。この介護職も、制度が始まる前から長く「やってみたい」と志をもって取り組んできたことだという。

今や自分のため生きることを全うし、家族と神と教会とに自らを献げる。「頼まれた奉仕は断らない」を貫き、葬儀での急な奏楽奉仕も引き受け、水曜夜の聖書研究祈祷会でもピアノで讃美歌の伴奏を担ってきた。

御器所教会では、鉄筋コンクリートで造られた重厚な会堂にパイプオルガンの調べが響く。奏楽奉仕者たちは、週日も午前、午後、夕とそれぞれ時間を分け合い、練習に勤しむ。牧師は、その響きに励まされ、御言葉の準備に取り組んでいる。真奈美さんも、教会に欠かすことが出来ない、奏楽奉仕者の一人となっている。

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