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ヨハネによる福音書6・34〜40

2019年5月12日

6:34そこで、彼らが、「主よ、そのパンをいつもわたしたちにください」と言うと、

6:35イエスは言われた。「わたしが命のパンである。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者は決して渇くことがない。

6:36しかし、前にも言ったように、あなたがたはわたしを見ているのに、信じない。

6:37父がわたしにお与えになる人は皆、わたしのところに来る。わたしのもとに来る人を、わたしは決して追い出さない。

6:38わたしが天から降って来たのは、自分の意志を行うためではなく、わたしをお遣わしになった方の御心を行うためである。

6:39わたしをお遣わしになった方の御心とは、わたしに与えてくださった人を一人も失わないで、終わりの日に復活させることである。

6:40わたしの父の御心は、子を見て信じる者が皆永遠の命を得ることであり、わたしがその人を終わりの日に復活させることだからである。」

2019年5月11日

3:20イエスが家に帰られると、群衆がまた集まって来て、一同は食事をする暇もないほどであった。

3:21身内の人たちはイエスのことを聞いて取り押さえに来た。「あの男は気が変になっている」と言われていたからである。

3:22エルサレムから下って来た律法学者たちも、「あの男はベルゼブルに取りつかれている」と言い、また、「悪霊の頭の力で悪霊を追い出している」と言っていた。

3:23そこで、イエスは彼らを呼び寄せて、たとえを用いて語られた。「どうして、サタンがサタンを追い出せよう。

3:24国が内輪で争えば、その国は成り立たない。

3:25家が内輪で争えば、その家は成り立たない。

3:26同じように、サタンが内輪もめして争えば、立ち行かず、滅びてしまう。

3:27また、まず強い人を縛り上げなければ、だれも、その人の家に押し入って、家財道具を奪い取ることはできない。まず縛ってから、その家を略奪するものだ。

3:28はっきり言っておく。人の子らが犯す罪やどんな冒涜の言葉も、すべて赦される。

3:29しかし、聖霊を冒涜する者は永遠に赦されず、永遠に罪の責めを負う。」

3:30イエスがこう言われたのは、「彼は汚れた霊に取りつかれている」と人々が言っていたからである。

2019年5月10日

3:7イエスは弟子たちと共に湖の方へ立ち去られた。ガリラヤから来たおびただしい群衆が従った。また、ユダヤ、

3:8エルサレム、イドマヤ、ヨルダン川の向こう側、ティルスやシドンの辺りからもおびただしい群衆が、イエスのしておられることを残らず聞いて、そばに集まって来た。

3:9そこで、イエスは弟子たちに小舟を用意してほしいと言われた。群衆に押しつぶされないためである。

3:10イエスが多くの病人をいやされたので、病気に悩む人たちが皆、イエスに触れようとして、そばに押し寄せたからであった。

3:11汚れた霊どもは、イエスを見るとひれ伏して、「あなたは神の子だ」と叫んだ。

3:12イエスは、自分のことを言いふらさないようにと霊どもを厳しく戒められた。

3:13イエスが山に登って、これと思う人々を呼び寄せられると、彼らはそばに集まって来た。

3:14そこで、十二人を任命し、使徒と名付けられた。彼らを自分のそばに置くため、また、派遣して宣教させ、

3:15悪霊を追い出す権能を持たせるためであった。

3:16こうして十二人を任命された。シモンにはペトロという名を付けられた。

3:17ゼベダイの子ヤコブとヤコブの兄弟ヨハネ、この二人にはボアネルゲス、すなわち、「雷の子ら」という名を付けられた。

3:18アンデレ、フィリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、アルファイの子ヤコブ、タダイ、熱心党のシモン、

3:19それに、イスカリオテのユダ。このユダがイエスを裏切ったのである。

2019年5月9日

3:1イエスはまた会堂にお入りになった。そこに片手の萎えた人がいた。

3:2人々はイエスを訴えようと思って、安息日にこの人の病気をいやされるかどうか、注目していた。

3:3イエスは手の萎えた人に、「真ん中に立ちなさい」と言われた。

3:4そして人々にこう言われた。「安息日に律法で許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。命を救うことか、殺すことか。」彼らは黙っていた。

3:5そこで、イエスは怒って人々を見回し、彼らのかたくなな心を悲しみながら、その人に、「手を伸ばしなさい」と言われた。伸ばすと、手は元どおりになった。

3:6ファリサイ派の人々は出て行き、早速、ヘロデ派の人々と一緒に、どのようにしてイエスを殺そうかと相談し始めた。

2019年5月8日

2:23ある安息日に、イエスが麦畑を通って行かれると、弟子たちは歩きながら麦の穂を摘み始めた。

2:24ファリサイ派の人々がイエスに、「御覧なさい。なぜ、彼らは安息日にしてはならないことをするのか」と言った。

2:25イエスは言われた。「ダビデが、自分も供の者たちも、食べ物がなくて空腹だったときに何をしたか、一度も読んだことがないのか。

2:26アビアタルが大祭司であったとき、ダビデは神の家に入り、祭司のほかにはだれも食べてはならない供えのパンを食べ、一緒にいた者たちにも与えたではないか。」

2:27そして更に言われた。「安息日は、人のために定められた。人が安息日のためにあるのではない。

2:28だから、人の子は安息日の主でもある。」

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