中条和哉氏(隠退教師)
16年2月22日逝去、81歳。東京都生まれ。62年青山学院大学院卒業、同年より大船渡教会、奥羽教区、内丸教会を経て98年隠退。
遺族は息・中条忍さん。
宍戸好子氏(国立教会担任教師)
16年3月8日逝去、85歳。東京都生まれ。63年東京神学大学大学院卒業、同年より東新潟、仙台東六番丁、国立教会を牧会。
遺族は夫・宍戸達さん。
小林勝二氏(隠退教師)
15年3月12日逝去、90歳。神奈川県生まれ。55年日本聖書神学校卒業、同年より丸亀教会、横浜十日市場伝道所を経て92年隠退。
遺族は妻・小林和子さん。
有川 宏氏(隠退教師)
16年3月30日逝去、78歳。旧朝鮮京城生まれ。62年関西学院大学大学院卒業、同年より西福岡教会を牧会し03年隠退。
遺族は妻・有川信子さん。
四竈 揚氏(隠退教師)
16年4月2日逝去、84歳。宮城県生まれ。58年東京神学大学大学院卒業、同年より経堂北、千代田教会を経て07年隠退。
遺族は息・四竈純雄さん。
佐藤市郎氏(無任所教師)
16年4月10日逝去、84歳。大阪府生まれ。58年関西学院大学大学院卒業、同年より天王寺教会を牧会し、68年より97年まで関西学院に務めた。
遺族は妻・佐藤幸子さん。
渡辺重夫氏(隠退教師)
16年4月13日逝去、77歳。兵庫県生まれ。64年青山学院大学大学院卒業、同年より両津、角田、周陽、小川、新横浜教会を経て03年隠退。
遺族は妻・渡辺壽子さん。
2014年1月、PCT(台湾基督長老教会)からの招きとUMCOR(アメリカ合同メソジスト教会海外災害支援部)からの支援によって始まった「こひつじキャンプin台湾」が、4月2日~5日、台湾南部の彰化県で行われた第6回キャンプを最後に終了した。
第1回の嘉義(嘉義中会)、第2回の宜蘭(七星中会)、第3回の台南(台南中会)、第4回の台東(東部中会)、第5回の新竹(新竹中会)、そして今回の彰化(彰化中会)で行われたキャンプには、放射能汚染から少しでも逃れることを求めて、福島県在住の親子161名、スタッフ34名の計195名が参加した。そして、その全てのキャンプにおいて、PCTに連なる各中会及び教会から、思いをはるかに超えた素晴らしい歓迎を受け、大自然のもと、心行くまで遊ぶことが出来た。特に最後となった今回の彰化でのキャンプでは、2日目に永福教会で日本基督教団による感謝礼拝が行われ、石橋秀雄本部長が感謝のメッセージを語り、それに対しPCTの林芳仲総幹事が応答した。
東日本大震災を契機として、台湾基督長老教会・UMCOR・日本基督教団の協働によって実現したこのプログラムは、台米日の国境を越え、教会が被災者に仕える大切な活動となった。
また、このキャンプに先立って行われたPCT総会では、長崎哲夫総幹事が挨拶の中で、キャンプに参加した親子に代わって謝辞を延べ、感謝状を贈呈した。この場面は、すぐにPCTのホームページでアップされ、詳しく紹介された。
3年間、6回にわたるキャンプを実現してくれたPCT及びUMCORに対し、心からのお礼を申し上げると共に、このプログラムを通して培われた3者による新たな協働の業を、今後ますます力強く前進させて行きたいと思う。(飯島 信報)
河内天美教会から阿波池田教会に籍を移して11年になる。「あなたのような若い人がよく来てくれた。祈っていたのよ」と、何年間もそう言って高齢者の方が喜んでくれた。自分も喜んだ。信仰の先達として80代、90代と目標とする人達がおられたから。「私にできる事をやらせて下さい」と祈った教会生活。
無牧になって4年目になる。毎週の週報作り、看板書き、お花を活ける、が仕事となった。皆の祈りで明るい希望が見えてきた。「あと1年がんばるぞ」という気持ちでやっている。四国の中心に位置する池田にあって、教会が無い山間部の伝道を担っているという自覚を持っている。
35年の大阪での生活を終え、郷里である東みよし町に帰ってきた時、阿波池田教会で「この地でも生かしたまえ」と祈った。長年書道をしていたので、近所のおばさんから「孫の習字を見てほしい」と頼まれたのがきっかけで子ども2人の習字教室を始めた。2年後、書道の師範免許も取り、生徒は徐々に増え、今では大人20名、子ども10名程の教室となっている。書道というタラントを頂き、書道を通しての役割があると思っている。地域で、一人で始めた絵本の読み聞かせボランティアも8年目を迎え、一緒にする仲間も6名になり、毎週楽しみにしている。
「忘れても ぼけてもいいよ ここにいる われをこの世に 産みくれし母」4年前母を介護している時詠んだ歌だ。NHKの介護百人一首に選ばれ、TV出演もした。
このように、郷里で人の輪が広がり、習字で、教会生活で、尊い日々を送らせていただいている。
「この小さな器を用いて下さる神さまに感謝です。私はどうお応えしていけばいいか、教会で礼拝を守ることが一番だろうと思っています」。
徳島県生まれ。阿波池田教会員。無牧4年目の教会を支える。
台湾基督長老教会(PCT)は原発事故による放射能汚染の痛みの中にある子どもたち親子を招待してくださり「こひつじキャンプin台湾」が開催されてきた。今回が6回目、最後となるため、教団議長の参加が求められた。大感激の台湾キャンプと聞いていた、がまさにその通りのキャンプを経験した。参加者は44名、朝の短い礼拝をもって一日が始まる。今回は最後のキャンプのために、日曜日の午後「感謝礼拝」がもたれた。少々長い礼拝だったが、その中心に福島の子どもたちがいた。この礼拝のために讃美歌練習をした。福島の子どもたちと親たちの讃美の声の大きさに感動した。朝の礼拝、感謝礼拝に参加した福島の母親から「入信するにはどうしたら良いか」とか「教会に行って見たい」との声を直接聞きまた感動。
池があり、広場が複数ある施設で、台湾の子どもたち、青年たちと共に池でいかだに乗り、ゲームやサッカー、野球をし、ご馳走をいただき大満足のキャンプとなった。PCTの多額の献金を含め東日本大震災被災支援への様々な御支援をいただき励まされ、支えられてきた。
JALで成田についた最後の機内放送で「こひつじキャンプに参加された皆様、台湾はいかがでしたか、良い春休みをお過ごしください」との言葉に「びっくりぼん!」。PCTの心憎い配慮だった。凄い!
(教団総会議長 石橋秀雄)
2:10 というのは、多くの子らを栄光へと導くために、彼らの救いの創始者を数々の苦しみを通して完全な者とされたのは、万物の目標であり源である方に、ふさわしいことであったからです。
2:11 事実、人を聖なる者となさる方も、聖なる者とされる人たちも、すべて一つの源から出ているのです。それで、イエスは彼らを兄弟と呼ぶことを恥としないで、
2:12 「わたしは、あなたの名を/わたしの兄弟たちに知らせ、/集会の中であなたを賛美します」と言い、
2:13 また、/「わたしは神に信頼します」と言い、更にまた、/「ここに、わたしと、/神がわたしに与えてくださった子らがいます」と言われます。
2:14 ところで、子らは血と肉を備えているので、イエスもまた同様に、これらのものを備えられました。それは、死をつかさどる者、つまり悪魔を御自分の死によって滅ぼし、
2:15 死の恐怖のために一生涯、奴隷の状態にあった者たちを解放なさるためでした。
2:16 確かに、イエスは天使たちを助けず、アブラハムの子孫を助けられるのです。
2:17 それで、イエスは、神の御前において憐れみ深い、忠実な大祭司となって、民の罪を償うために、すべての点で兄弟たちと同じようにならねばならなかったのです。
2:18 事実、御自身、試練を受けて苦しまれたからこそ、試練を受けている人たちを助けることがおできになるのです。
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