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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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マルコによる福音書7・1~13

2013年5月6日

7:1 ファリサイ派の人々と数人の律法学者たちが、エルサレムから来て、イエスのもとに集まった。
7:2 そして、イエスの弟子たちの中に汚れた手、つまり洗わない手で食事をする者がいるのを見た。
7:3 ――ファリサイ派の人々をはじめユダヤ人は皆、昔の人の言い伝えを固く守って、念入りに手を洗ってからでないと食事をせず、
7:4 また、市場から帰ったときには、身を清めてからでないと食事をしない。そのほか、杯、鉢、銅の器や寝台を洗うことなど、昔から受け継いで固く守っていることがたくさんある。――
7:5 そこで、ファリサイ派の人々と律法学者たちが尋ねた。「なぜ、あなたの弟子たちは昔の人の言い伝えに従って歩まず、汚れた手で食事をするのですか。」
7:6 イエスは言われた。「イザヤは、あなたたちのような偽善者のことを見事に預言したものだ。彼はこう書いている。『この民は口先ではわたしを敬うが、/その心はわたしから遠く離れている。
7:7 人間の戒めを教えとしておしえ、/むなしくわたしをあがめている。』
7:8 あなたたちは神の掟を捨てて、人間の言い伝えを固く守っている。」
7:9 更に、イエスは言われた。「あなたたちは自分の言い伝えを大事にして、よくも神の掟をないがしろにしたものである。
7:10 モーセは、『父と母を敬え』と言い、『父または母をののしる者は死刑に処せられるべきである』とも言っている。
7:11 それなのに、あなたたちは言っている。『もし、だれかが父または母に対して、「あなたに差し上げるべきものは、何でもコルバン、つまり神への供え物です」と言えば、
7:12 その人はもはや父または母に対して何もしないで済むのだ』と。
7:13 こうして、あなたたちは、受け継いだ言い伝えで神の言葉を無にしている。また、これと同じようなことをたくさん行っている。」

2013年5月5日

6:1 「見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。
6:2 だから、あなたは施しをするときには、偽善者たちが人からほめられようと会堂や街角でするように、自分の前でラッパを吹き鳴らしてはならない。はっきりあなたがたに言っておく。彼らは既に報いを受けている。
6:3 施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。
6:4 あなたの施しを人目につかせないためである。そうすれば、隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてくださる。」
6:5 「祈るときにも、あなたがたは偽善者のようであってはならない。偽善者たちは、人に見てもらおうと、会堂や大通りの角に立って祈りたがる。はっきり言っておく。彼らは既に報いを受けている。
6:6 だから、あなたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。
6:7 また、あなたがたが祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。異邦人は、言葉数が多ければ、聞き入れられると思い込んでいる。
6:8 彼らのまねをしてはならない。あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ。
6:9 だから、こう祈りなさい。『天におられるわたしたちの父よ、/御名が崇められますように。
6:10 御国が来ますように。御心が行われますように、/天におけるように地の上にも。
6:11 わたしたちに必要な糧を今日与えてください。
6:12 わたしたちの負い目を赦してください、/わたしたちも自分に負い目のある人を/赦しましたように。
6:13 わたしたちを誘惑に遭わせず、/悪い者から救ってください。』
6:14 もし人の過ちを赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたの過ちをお赦しになる。
6:15 しかし、もし人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの過ちをお赦しにならない。」

2013年5月4日

4月8日~12日に台北市で開催された台湾基督長老教会(PCT)総会に、高橋和人東北教区議長、加藤誠世界宣教幹事と共に出席した。開会式の後、私が教団代表として挨拶をし、PCTが教団の東日本大震災支援に多大な献金をしてくださったことに感謝を述べた。選挙があり、新議長に、許栄豊牧師が選ばれ、新総幹事に林芳仲牧師が選任された。
この総会の主題は、「わが国家台湾を愛し、キリストの福音を宣べ伝える」であった。奇しくもわが教団の「伝道に燃える教団」という主題と共通していて、嬉しかった。
PCTは海外の教会との交わりを大切にしている。それは、海外諸教会からのゲストが多いことからもわかる。総会2日目に、PCTとミャンマー長老教会、及び東洋ローア・キリスト伝道教会との宣教協約調印式が行われた。東洋ローア・キリスト伝道教会は40の聾唖者教会を傘下に持つ日本の教会であることを、私は初めて知り、その代表の方々と親しくなったことは、予想外の恵みであった。総会全てのプログラムで手話が行われ、台湾の手話と日本の手話は、戦前の歴史の故に70%の共通性があることを知った。つまり、台湾と日本の聾唖者の間では、ほとんどコミュニケーションの壁がないのである。
こうしてPCTは多くの海外諸教会とつながることによって、教会と、台湾全体の道義的立場を確かにしておられることがわかる。
(教団総会副議長 伊藤瑞男)

1971年の千葉YMCA(以下千葉Y)設立に参加し、2009年に千葉Y総主事代行に任命された。
広島の大学で助手として働いていた時代に、上司である教授の紹介で教会の門をくぐったのがキリスト教との初めての出会いであった。2年後に受洗、それ以来、所属教会が変わっても、教会生活が日常生活という生活は変わっていない。
広島から東京の大学に転勤。そこで学生紛争を経験する。当時の学生の様子を教員の立場から見つつ、果たして学生がこのままの状況でよいのだろうかと案じていたころ、千葉Y設立に参加する道が示され、大学で教員として働く傍ら、千葉Yでの活動に参加することになる。2007年に大学を定年退職した後も、千葉Yでの奉仕を辞めることはなかった。
今年で42年を迎える千葉Yであるが、これまでの歩みは決して順風満帆と言えるものではなかった。特に、同様のプログラムを展開する大手企業には簡単に太刀打ちできるものではなく、新たなプログラムを開発しつつ、時代のニーズに合わせながらYMCAの独自性をアピールし、プログラムを展開することは至難の業である。
それでも現在、青少年キャンプ、発達障がい児支援プログラム、通信制高校という3本柱を事業の中心として活動を展開している。
言うまでもなく、YMCAの働きはキリスト教が土台である。しかし、キリスト教を土台としている他の様々な社会的活動の昨今の状況と同じように、そのことを事あるごとに確認しなければならないほど、現場でいかにキリストの香りを放つかということに関して課題は大きいと考えている。
特に、参加者や職員等の人材に受洗者が与えられ、信仰者としてこの働きを担う者が多くなることを願っている。
そのためにも、教会との連携は必須事項である。

1936年、千葉県生まれ。新津田沼教会員。千葉YMCA総主事代行。

◎日  時 2013年7月20日(土)~30日(火)
◎受け入れ教会 第一シダーパーク合同メソジスト教会(テキサス州オースティン)
◎参加資格 15歳~22歳(未受洗者可)
◎費  用 10万円以内、渡航費の半額を日本基督教団が負担。日本国内の移動・宿泊費用は個人負担(但し、被災地、特に福島からの参加者の渡航費は別途補助)
◎必要書類 ①申し込み用紙 ②参加志望理由書(形式自由、A4用紙一枚程度、和文) ③牧師推薦状(形式自由、A4用紙一枚程度、和文) ④パスポートコピー ⑤保護者の同意書(18歳未満のみ)以上を郵送またはファックス送付
◎申込締切 2013年5月15日(水)必着
◎申し込み・問合せ先 伝道委員会・伝道推進室
(〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31 tel 03-3202-0544、 fax 03-3207-3918)

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