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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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出エジプト記8・16~28

2012年4月30日

8:16 主はモーセに言われた。「明朝早く起きて、水辺に下りて来るファラオを出迎えて、彼に言いなさい。主はこう言われた。『わたしの民を去らせ、わたしに仕えさせよ。
8:17 もしあなたがわたしの民を去らせないならば、見よ、わたしはあなたとあなたの家臣とあなたの民とあなたの家にあぶを送る。エジプトの人家にも人が働いている畑地にもあぶが満ちるであろう。
8:18 しかし、その日、わたしはわたしの民の住むゴシェン地方を区別し、そこにあぶを入り込ませない。あなたはこうして、主なるわたしがこの地のただ中にいることを知るようになる。
8:19 わたしは、わたしの民をあなたの民から区別して贖う。明日、このしるしが起こる』と。」
8:20 主がそのとおり行われたので、あぶの大群がファラオの王宮や家臣の家に入り、エジプトの全土に及んだ。国はあぶのゆえに荒れ果てた。
8:21 ファラオがモーセとアロンを呼び寄せて、「行って、あなたたちの神にこの国の中で犠牲をささげるがよい」と言うと、
8:22 モーセは答えた。「そうすることはできません。我々の神、主にささげる犠牲は、エジプト人のいとうものです。もし、彼らの前でエジプト人のいとうものをささげれば、我々を石で打ち殺すのではありませんか。
8:23 我々の神、主に犠牲をささげるには、神が命じられたように、三日の道のりを荒れ野に入らねばなりません。」
8:24 ファラオが、「よし、わたしはあなたたちを去らせる。荒れ野であなたたちの神、主に犠牲をささげるがよい。ただし、あまり遠くへ行ってはならない。わたしのためにも祈願してくれ」と言うと、
8:25 モーセは答えた。「では、あなたのもとから退出しましたら、早速主に祈願しましょう。明日になれば、あぶはファラオとその家臣と民の間から飛び去るでしょう。ただ、二度と、主に犠牲をささげるために民を去らせないなどと言って、我々を欺かないでください。」
8:26 モーセはファラオのもとから退出すると、主に祈願した。
8:27 主はモーセの願いどおりにされ、あぶはファラオと家臣と民の間からすべて飛び去り、一匹も残らなかった。
8:28 しかし、ファラオは今度もまた心を頑迷にして民を去らせなかった。

2012年4月29日

21:15 食事が終わると、イエスはシモン・ペトロに、「ヨハネの子シモン、この人たち以上にわたしを愛しているか」と言われた。ペトロが、「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです」と言うと、イエスは、「わたしの小羊を飼いなさい」と言われた。
21:16 二度目にイエスは言われた。「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」ペトロが、「はい、主よ、わたしがあなたを愛していることは、あなたがご存じです」と言うと、イエスは、「わたしの羊の世話をしなさい」と言われた。
21:17 三度目にイエスは言われた。「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか。」ペトロは、イエスが三度目も、「わたしを愛しているか」と言われたので、悲しくなった。そして言った。「主よ、あなたは何もかもご存じです。わたしがあなたを愛していることを、あなたはよく知っておられます。」イエスは言われた。「わたしの羊を飼いなさい。
21:18 はっきり言っておく。あなたは、若いときは、自分で帯を締めて、行きたいところへ行っていた。しかし、年をとると、両手を伸ばして、他の人に帯を締められ、行きたくないところへ連れて行かれる。」
21:19 ペトロがどのような死に方で、神の栄光を現すようになるかを示そうとして、イエスはこう言われたのである。このように話してから、ペトロに、「わたしに従いなさい」と言われた。
21:20 ペトロが振り向くと、イエスの愛しておられた弟子がついて来るのが見えた。この弟子は、あの夕食のとき、イエスの胸もとに寄りかかったまま、「主よ、裏切るのはだれですか」と言った人である。
21:21 ペトロは彼を見て、「主よ、この人はどうなるのでしょうか」と言った。
21:22 イエスは言われた。「わたしの来るときまで彼が生きていることを、わたしが望んだとしても、あなたに何の関係があるか。あなたは、わたしに従いなさい。」
21:23 それで、この弟子は死なないといううわさが兄弟たちの間に広まった。しかし、イエスは、彼は死なないと言われたのではない。ただ、「わたしの来るときまで彼が生きていることを、わたしが望んだとしても、あなたに何の関係があるか」と言われたのである。
21:24 これらのことについて証しをし、それを書いたのは、この弟子である。わたしたちは、彼の証しが真実であることを知っている。
21:25 イエスのなさったことは、このほかにも、まだたくさんある。わたしは思う。その一つ一つを書くならば、世界もその書かれた書物を収めきれないであろう。

2012年4月28日

7:25 主がナイル川を打たれてから七日たつと、
7:26 主はモーセに言われた。「ファラオのもとに行って、彼に言いなさい。主はこう言われた。『わたしの民を去らせ、わたしに仕えさせよ。
7:27 もしあなたが去らせることを拒むならば、わたしはあなたの領土全体に蛙の災いを引き起こす。
7:28 ナイル川に蛙が群がり、あなたの王宮を襲い、寝室に侵入し、寝台に上り、更に家臣や民の家にまで侵入し、かまど、こね鉢にも入り込む。
7:29 蛙はあなたも民もすべての家臣をも襲うであろう』と。」
8:1 主は更にモーセに言われた。「アロンにこう言いなさい。杖を取って、河川、水路、池の上に手を伸ばし、蛙をエジプトの国に這い上がらせよ。」
8:2 アロンがエジプトの水の上に手を差し伸べると、蛙が這い上がってきてエジプトの国を覆った。
8:3 ところが、魔術師も秘術を用いて同じことをし、蛙をエジプトの国に這い上がらせた。
8:4 ファラオはモーセとアロンを呼んで、「主に祈願して、蛙がわたしとわたしの民のもとから退くようにしてもらいたい。そうすれば、民を去らせ、主に犠牲をささげさせよう」と言うと、
8:5 モーセはファラオに答えた。「あなたのお望みの時を言ってください。いつでもあなたとあなたの家臣と民のために祈願して、蛙をあなたとあなたの家から断ち、ナイル川以外には残らぬようにしましょう。」
8:6 ファラオが、「明日」と言うと、モーセは答えた。「あなたの言われるとおりにしましょう。あなたは、我々の神、主のような神がほかにいないことを知るようになります。
8:7 蛙はあなたとあなたの王宮、家臣や民の間から退いて、ナイル川以外には残らなくなるでしょう。」
8:8 モーセとアロンがファラオのもとから出て来ると、モーセはファラオを悩ました蛙のことで主に訴えた。
8:9 主はモーセの願いどおりにされ、蛙は家からも庭からも畑からも死に絶えた。
8:10 人々はその死骸を幾山にも積み上げたので、国中に悪臭が満ちた。
8:11 ファラオは一息つく暇ができたのを見ると、心を頑迷にして、また二人の言うことを聞き入れなくなった。主が仰せになったとおりである。
8:12 主はモーセに言われた。「アロンに言いなさい。『杖を差し伸べて土の塵を打ち、ぶよにさせてエジプト全土に及ぼせ』と。」
8:13 彼らは言われたとおりにし、アロンが杖を持った手を差し伸べ土の塵を打つと、土の塵はすべてぶよとなり、エジプト全土に広がって人と家畜を襲った。
8:14 魔術師も秘術を用いて同じようにぶよを出そうとしたが、できなかった。ぶよが人と家畜を襲ったので、
8:15 魔術師はファラオに、「これは神の指の働きでございます」と言ったが、ファラオの心はかたくなになり、彼らの言うことを聞かなかった。主が仰せになったとおりである。

2012年4月27日

7:14 主はモーセに言われた。「ファラオの心は頑迷で、民を去らせない。
7:15 明朝、ファラオのところへ行きなさい。彼は水辺に下りて来る。あなたは蛇になったあの杖を手に持ち、ナイル川の岸辺に立って、彼を待ち受け、
7:16 彼に言いなさい。ヘブライ人の神、主がわたしをあなたのもとに遣わして、『わたしの民を去らせ、荒れ野でわたしに仕えさせよ』と命じられたのに、あなたは今に至るまで聞き入れない。
7:17 主はこう言われた。『このことによって、あなたは、わたしが主であることを知る』と。見よ、わたしの手にある杖でナイル川の水を打つと、水は血に変わる。
7:18 川の魚は死に、川は悪臭を放つ。エジプト人はナイル川の水を飲むのを嫌がるようになる。」
7:19 主は更にモーセに言われた。「アロンに言いなさい。『杖を取り、エジプトの水という水の上、河川、水路、池、水たまりの上に手を伸ばし、血に変えなさい』と。エジプトの国中、木や石までも血に浸るであろう。」
7:20 モーセとアロンは、主の命じられたとおりにした。彼は杖を振り上げて、ファラオとその家臣の前でナイル川の水を打った。川の水はことごとく血に変わり、
7:21 川の魚は死に、川は悪臭を放ち、エジプト人はナイル川の水を飲めなくなった。こうして、エジプトの国中が血に浸った。
7:22 ところが、エジプトの魔術師も秘術を用いて同じことを行ったのでファラオの心はかたくなになり、二人の言うことを聞かなかった。主が仰せになったとおりである。
7:23 ファラオは王宮に引き返し、このことをも心に留めなかった。
7:24 エジプト人は皆、飲み水を求めて、ナイル川の周りを掘った。ナイルの水が飲めなくなったからである。

2012年4月26日

Nearly a year has passed since the Great East Japan Earthquake devastated Japan. The focus of the Kyodan’s efforts began with debris removal but has now shifted to local church sanctuary rebuilding. Even within that, the long-term goal is to rebuild the church. “Rebuilding the church” refers not only to constructing new buildings and repairing damaged ones but also to building a foundation to support reconstruction of the society that has been ravaged by the disaster.

As we look back on the Kyodan’s relief effort so far, my hope is that we can utilize that experience to move forward with our continued support efforts.

On March 12, the day following the earthquake, the Kyodan’s Relief Planning Committee was established under General Secretary Naito, and relief work was initiated. We were able to make immediate use of the emergency fund approved for such catastrophes on Dec. 20 and 21 at the first Executive Council meeting of the 37th General Assembly biennium.

1) From March 13 to 16, Kyodan Moderator Ishibashi and four others were dispatched to evaluate the situation in general.
2) A fundraising campaign was started by the Committee on Social Concerns.
3) Reporting of information began through Kyodan publications and on our website.
4) A total of 10,500,000 yen has been sent to the three most affected districts to begin relief activities.
5) Although the Relief Headquarters was organized late, in communication with each of the districts, decisions were made as to how we would support the region through the three hubs of Sendai, Ishinomaki, and Tono.

At the end of June, the Relief Planning Committee became part of the Great East Japan Earthquake Relief Headquarters.

The Great East Japan Earthquake Relief Headquarters was set up on March 22 by the permanent Executive Council members and officially approved by the Executive Council on April 18.

Ten people are at the headquarters: the moderator, vice-moderator, and secretary of the Kyodan, along with five members of the Executive Council and one representative each from the Japan Christian Social Work League and the mission schools. Our policy is to “support rebuilding churches that serve the people of the area in their salvation [restoration].” The entire Kyodan will work to fulfill its responsibility, with the Kyodan moderator serving as director of the headquarters, and moderators of the most devastated districts and the Kyodan general secretary attending meetings as well.

Already there have been nine meetings to decide many important issues.
1) Fundraising principles were established, and fundraising was begun. The goal for domestic contributions is 1 billion yen, and for foreign contributions, 1.2 billion yen.
2) Members of the Headquarters Committee have made trips to observe the earthquake disaster zone, and the committee has gradually changed its approach, in accordance with the various needs recognized. Particular attention has been given to children of church kindergartens and nursery schools through our project to protect the lives of children (such as clean air camps, etc.), with the realization that there are many issues.
3) Rebuilding Christian social welfare facilities.
4) Long-term scholarship support for students of devastated areas.
5) Mental healthcare for disaster victims, especially those living in temporary housing units.
6) The emergency symposium “Christianity and the Current Crisis in Japan,” which was held Aug. 29-30, was a wonderful gathering. Pastors, seminarians, teachers, and social work-related workers were given an opportunity to think and discuss what this great disaster means for us.

As I looked at the relief activities within the districts affected by the disaster, I realized that there were numerous cases in which the aid given was donated directly, without passing through the Kyodan Relief Planning Headquarters.

In this, we can see the individual character of each church and district and how each contributes in a meaningful way to the support of earthquake victims. However, thinking of the long term, I believe it is important that churches recognize the importance of belonging to the Kyodan and hope they will use the Kyodan’s relief effort route more extensively when trying to assist churches in need. (Tr. WJ)

—Naito Tomeyuki, general secretary

「総幹事室より」

東日本大震災救援対応を振り返って

東日本大震災発生からまもなく一年が経とうとしている。教団の救援体制は今、瓦 礫撤去に象徴される初動支援から『会堂再建』を中核とした『教会再建』という長期支援に移行しようとしている。『教会再建』は単に教 会のみの事柄ではなく、被災した地域社会の復興に仕えるための土台となることなのである

そこで今日までの教団の救援活動をふりかえり、今後の支援活動推 進に役立てたい。

大震災翌日の3月12日 (土)、内藤総幹事のもとに『救援対策委員会』を 設置し、救援活動を開始した。この委員会設置は、第37総会期第1回常議員会(2010年12/19-20)で 可決された緊急『救援対策基金に関する運用規定』に基づいてい る。直ちに実行したことは、

1)広範囲にわたる被災地の状況把握のための調査隊派遣(石橋議長 を隊長とした4名)それは3/13-16の四日間。

2)国内募金開始(社会委員長名で)

3)広報活動開始(新報・ホームページ、その他を活用して)

4)被災3教区に初動活動費として各1千 万円と見舞金50万円を送金

5)各教区との連絡を密にしながら、少し遅れて設置された『救援対 策本部』の活動に協力する形で支援活動を仙台、石巻、遠野の三箇所に拠点を定めていくことになった。

『救援対策委員会』は6月末をもって収束し、『東日本大震災救援対策本部』のもとに入った。

『東日本大震災救援対策本部』設置は3月22日 の常任常議員会の議を経て決まり、4月18日の常議員会で正式に承認された。

本部の構成員は10名(三役、常議員5)

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