【4948・49】伝道報告 想像力と創造力を働かせて 社会福祉法人愛の泉 理事長 潮田 花枝

社会福祉法人愛の泉の起源は、1945年秋に遡ります。戦前、戦中とアメリカの福音教会の教育宣教師として奉仕したドイツ人、ゲルトルート・エリザベート・キュックリヒ女史が、戦後、埼玉県礼羽村(現在の加須市土手)の岡安ゴム工場内の工員宿舎で戦災孤児収容計画を岡安寿々、岡安正庫と共に開始したのです。それから75年が経ちました。現在は、乳児院、児童養護施設、保育所、養護老人ホーム、特別養護老人ホームを中心に、5施設18事業を展開する社会福祉法人に成長しています。

キュックリヒ女史はドイツやアメリカの教会の協力を得て、この事業を展開しましたが、それ以上に大切にしたのは、地域との連携でした。現在に至るまで、愛の泉は地域の多くの方々の支援によって事業を続けており、キュックリヒ女史は加須市の名誉市民として記憶され、キリスト教保育を続ける保育所は地域の次世代を担う人々を輩出してきました。

キュックリヒ女史は次のように述べています。「愛の泉は私どものまぼろしが現実となったものであります。このまぼろしは深い使命感によって生まれました。深い使命感は専門的知識と真実の愛によって働いています。神は人類を愛しておりますゆえ、私たちは社会をまた人間を研究して自分のすべての力、ことにイマジネイティブ(想像力)とクリエイティブ(創造力)を働かせなければなりません」。私たちはこの志を受け継ぎ、75年の間、社会的な状況と法や制度の大きな変化の中で、また多様なニーズが次々と生まれる中で、心に愛を抱き、想像力と創造力を働かせ、人々に仕えてきました。

職員が常に念頭に置き職務にあたっている愛の泉の理念は六つあります。「1.愛の泉は神の御旨(みむね)によって創立されたことを信ず。2.我らは助ける人なき人のために、助ける人となる。3.我らはここに根おろしをする。4.我らは手つなぎをよくする。5.我らはいと小さき者の友となる。6.我らは家族・子ども・高齢者・教会を重んじる」。

これらの理念の土台となっているのが、私たちのキリスト教主義です。愛の泉の誕生と同時に、礼拝が始まり、今日の愛泉教会となりました。この教会で毎朝職員礼拝が行われ、日曜日には法人関係者のみならず、地域の方々と共に礼拝が捧げられています。

わたしたちは先人の志を受け継ぎ、しかし新しい、多様化する時代の要請に誠実に応え、変えてはならないものを確かに保ち、変えねばならないものについては勇気をもって決断し、新しく歩み出したいと考えています。

今年度、老朽化した特別養護老人ホームの改築が行われます。全室個室で、感染症や自然災害に対して強い、そして生きる喜びにあふれた施設になるように皆で祈り、準備を続けています。全国の教会の皆様のご支援とお祈りをいただきたくお願い申し上げます。

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