共に生きる交わりの大切さ
10月5〜6日、第8回「障がい」を考える全国交流会「教会から広がる福祉の輪〜地域と共に生きる」が戸山サンライズ(東京・新宿区)を会場に開催された。
主催は「障がい」を考える小委員会と宣教委員会。全国各地から教職・信徒が集い、障がいのある人々と共に生きる教会と地域のあり方について学びと交わりの時を持った。
講師は社会福祉法人「カナンの園」(岩手県)の元専門委員で、現在NPO法人善隣館理事長を務める佐藤真名氏(奥中山教会員)。「『為に』から『共に』の福祉へ〜カナンの園で学んだこと」と題して講演した。
佐藤氏は、施設を一か所に集約せず、生活や就労の場を地域に分散させることで、障がいのある人々が地域住民と共に暮らすカナンの園の実践を紹介した。また、親の会会長の「カナンの園では誰も偉くない」という言葉を挙げ、支援する者とされる者という関係を超え、共に生きる交わりの大切さを語った。
さらに、57名の現住倍餐会員を有する奥中山教会では23名の障がい者が教会生活を共にしていることに触れた。最初に洗礼を受けたMさんの「イエス様が大好きです」との信仰告白を教会が受け止めたことを契機に、多くの障がい者が洗礼へと導かれた歩みが紹介された。
初日は「障がい」を考える小委員会の具志堅篤委員長による開会礼拝(フィリピ2・1〜11)で始まり、その後、主題講演、質疑応答、夕食交流が行われた。
二日目は6つの分団に分かれて討議し、各教会・地域での実践や課題を分かち合った。全体会では分団報告と協議がなされ、教職・信徒2名による祈祷、主の祈り、具志堅委員長による挨拶をもって閉会した。
今回の全国交流会の参加者は15教区の信徒・教職、講師、委員、事務局を合わせて44名。次回、第9回「障がい」を考える全国交流会は4年後の2030年10月を予定している。
なお閉会後の小委員会では、講師を囲んで交流会を振り返るとともに、次期総会期における活動の方向性について協議した。
(徳田宣義報)






