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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

在日韓国朝鮮人連帯特設委員会編の冊子発行のお知らせ

2025年11月21日

在日韓国朝鮮人連帯特設委員会編の冊子が出ました!
『多民族・多文化社会に生きる』(PDF
 日本基督教団は、在日大韓基督教会との宣教協約(1984年)に基づいて「在日韓国朝鮮人連帯特設委員会」を設置し、在日韓国・朝鮮人に関わる人権問題に共にとりくんできました。協約から40年を経て、近年は、在日韓国・朝鮮人だけでなく広く日本社会における外国人の人権が守られるための活動に共に携わっています。
 日本社会には、いま数多くの外国籍の人びとが住んでいます。外国にルーツを持つ人びとを含めると500万人を超えると推定されます。日本の社会で「外国人」は身近な隣人であり、共に地域社会を形作る仲間なのです。
 しかし、日本の法制度上、外国籍の人びとはきわめて不安定な立場に置かれているばかりでなく、日常生活の中で偏見や差別にさらされています。とりわけ、今年の参院選挙を機に「日本人ファースト」が声高に叫ばれ、在日外国人の人びとを不安に陥らせています。さらに、今秋に発足した新政権のもとで外国人への監視と圧迫が強まっていくことが懸念されています。
 こうした状況を踏まえ、在日韓国朝鮮人連帯特設委員会では、小冊子『多民族・多文化社会に生きる』を発行しました。これは、2024年11月に開催された「在日大韓基督教会新居浜グレース教会と日本基督教団四国教区との第40 回合同シンポジウム」での佐藤信行さん(在日大韓基督教会在日韓国人問題研究所RAIK前所長)の講演を元に、その後の情勢を踏まえて加筆されたものです。在日外国人をとりまく状況や懸念される課題、そして教会・キリスト者としてこれらの課題をどのように受けとめていくのか、考えるための資料として、各方面に配布します。なお、発行にあたり新居浜グレース教会および四国教区にご協力いただきましたことを感謝します。
 この冊子は、教会や地区・教区での研修、あるいは教会学校・青年活動、さらにはキリスト教主義学校などで広く用いていただきたく、無償で配布します。
 冊子はこちらからダウンロードできます。印刷した冊子が必要な場合は日本基督教団事務局までご連絡ください。
 また、冊子の本文中で触れられているパンフレット『カラフルな仲間たち』(マイノリティ宣教センター発行)が必要な場合も、教団事務局にお尋ねください。
 当委員会では、今後も冊子や資料を随時提供していくことを検討しています。
 今回の冊子の発行経費も含め、ご支援いただければ幸いです。どうぞ下記まで献金をお寄せください。

日本基督教団事務局 
169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
TEL:03-3202-0541 FAX:03-3207-3918 
MAIL:somu-b☆uccj.org
※☆を@にかえてください

献金送金先:00140-9-145275 日本基督教団 
通信欄に〈在日連帯委員会〉とご記入ください。

『多民族・多文化社会に生きる』(PDF

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