26名の新任教師を迎えて新任教師オリエンテーションが開催された。共に学ぶ機会が与えられていることを嬉しく思う。
参加者がリラックスできるよう教師委員の皆様がプログラムの進行など工夫してくださっている。力を抜くのも大切だ。
三日間を通して多くの恵みが与えられた。講演・礼拝・分団等に共通するのは「自分の力で成し遂げるのではなく、神さまの力にお委ねする」ことであったと思う。召命に応えて献身したひとり一人をどうお用いになるか神さまの御手の内にある。
求道中、現役の会社員で教会の役員もしている方の証しを聞いた。「人事を尽くして天命を待つと言うが、クリスチャンは逆だ。天命が決まっているから安心して人事を尽くすことが出来る」。恣意的に何かを進めようとしても主のみこころでなければその計画は滅びる。この信仰を与えられているから大胆に力を尽くすことが出来る。主の十字架の贖いにより罪赦されて、行く道も主が伴い、行先もひとつ。
信徒も教職もふっと自分の力が抜けたところに神さまの力が大いに現れることを経験しているのではないか。歯を食いしばるようなときもある。それでも、親に抱かれて安心して眠る幼子のように限りない平安の中にあることを礼拝で共に確認しながら、遣わされた場所で与えられた働きをしていきたいと願う。
(教団総幹事 網中彰子)






