24年度決算等を承認
第2回予算決算委員会を監査委員会と合同で、6月20日に、教団会議室で開催した。
網中彰子総幹事、道家紀一総務幹事、大三島義孝財務幹事からの幹事報告に続き、24年度決算に関する件を扱った。経常会計の当期収支差額は2241万6484円の差益となった。
特に、事業活動収支は収入2億9729万7911円、支出2億7699万6119円となり、2030万1792円の差益となっている。
また、収益事業会計の事業活動収入は1827万5862円となり、執行率82・66%と前年に続き目減りした。特に、会議室料と出版売上等の減少が収益事業会計のキャッシュフローの状況をより厳しいものにしている。
決算報告承認前に、事業活動支出第10款.部落解放センター繰出金を1600万円とする24年度第2次補正予算案について協議し、これを承認した。この後、24年度決算報告を承認した。
続いて、25年度第2次補正予算に関する件を扱った。この補正予算では、事業活動支出第9款第1項.総会準備費を1500万増額し2500万円に、また、事業活動支出第10款.部落解放センター繰出金を200万増額し1600万円とする。また、投資活動支出の退職給付引当資産取得支出を500万増額し1000万円とする。協議の後、この25年度第2次補正予算案を承認した。
次に、年金局、部落解放センター、隠退教師を支える運動、奥羽キリスト教センター、つくばクリスチャンセンター、にじのいえ信愛荘、神奈川研修所、愛知老人コミュニティーセンター(まきば)、兵庫教区クリスチャンセンター、九州キリスト教会館、鹿児島キリスト教センター、沖縄キリスト教センターの決算を取り扱った。
最後に、出版局の決算に関する件を扱った。売上高はほぼ前年並みであったが、売上総利益は5334万8354円で、対前年2570万ほど下回る結果となった。さらに、海外未払印税の約2400万を特別損失計上すると、当期純利益は約6900万円の差損となる。この赤字を解消すべく、局内に倉庫削減チームを発足させ、1倉庫の撤退に向けて動き始めていることを前提に、決算報告を承認した。文書伝道の働きが継続できるよう祈り続けていきたい。
(川村尚弘報)






