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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【5018号】能登半島地震報告(2面)

2024年5月25日

輪島教会仮礼拝堂を設置

 能登半島地震救援対策委員会は毎月総幹事室においてリモートも交えて開催しています。3月に教団副議長・書記・総幹事・社会委員長が被災教会を問安しました。葬儀のため同行できなかった雲然俊美議長は4月初めに富来伝道所の宿泊も含め羽咋・七尾・輪島の各教会を問安し、直近の会議ではその報告もなされました。また4月より加藤幹夫中部教区議長が委員会に陪席することとなりました。今後も引き続き現地の情報収集を地区・教区が行い、教区常置委員会・教区総会で決定した事項を実行に移していきます。
 教会再建については信徒の方々の思いに寄り添いつつ、能登圏の伝道の課題と共に時間をかけて考えていくこととなります。様々な意見を大切に聞き、経緯を祈り支えていきたいと願います。
 報道の通り公費による家屋等の撤去や上下水道等の工事は申請後、しばらく順番待ちの状態です。関係者が懸命に力を注いでおられる今、現地の具体的な変化を待つ間にも引き続き祈りと献げ物に注力してまいりましょう。
 中部教区のホームページに輪島教会の近況報告があります。会堂の隣に駐車スペースがあり、そこに礼拝所他に使用するためユニットハウスを置くことが出来ました。避難所から信徒宅での礼拝を経て、整備され次第豊かに用いられることでしょう。
 七尾教会・七尾幼稚園、羽咋白百合幼稚園、ゆりっこくらぶも時間の経過により被害が大きくなっており、トイレが一部使えないなどこどもたちの日常にもまだ影響があります。工事を待たねばなりませんが、改修に関しては教区の協議を経て早めに取り組んでいく予定です。
 人道支援は被災地支援の専門家である北陸学院大学田中純一教授と柳谷知之社会委員長が連絡を取り、大学のボランティアの申し込みフォームが確定され次第、教団のホームページ等でお知らせいたします。5月の時点では準備を含めて自己完結型の働きが必要とされています。
 教団新報で既報の通り北陸学院大学・学生ボランティアの方が富来伝道所に宿泊し、被災地に支援物資等を運び入れると共に、片付け等のお働きをなさっています。このような形で継続して協力出来ていることを感謝いたします。
 祈りの寄せ書きに力づけられている教会・幼稚園その他に連なる皆様をお支えする思いを込めて、教団の公式SNSでも随時発信してまいります。祈りを中心に時に応じて多様な支援をお願いいたします。

(網中彰子報)

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