テコアの牧者の一人であったアモスの言葉。それは、ユダの王ウジヤとイスラエルの王ヨアシュの子ヤロブアムの時代、あの地震の二年前に、イスラエルについて示されたものである。
彼は言った。
主はシオンからほえたけり
エルサレムから声をとどろかされる。
羊飼いの牧草地は乾き
カルメルの頂は枯れる。
主はこう言われる。
ダマスコの三つの罪、四つの罪のゆえに
わたしは決して赦さない。
彼らが鉄の打穀板を用い
ギレアドを踏みにじったからだ。
わたしはハザエルの宮殿に火を放つ。
火はベン・ハダドの城郭をなめ尽くす。
わたしはダマスコ城門のかんぬきを砕き
ビクアト・アベン(悪の谷)から支配者を
ベト・エデン(快楽の家)から
王笏を持つ者を断つ。
アラムの民はキルの地に捕らえられて行くと
主は言われる。