お医者さんになって
教団総会議長 石橋秀雄
3歳児クラスの担任から「園長先生ちょっと来てください」と呼ばれた。
越谷幼稚園では日曜日の礼拝の聖書の箇所から御言葉が選ばれ、その御言葉がホールに掲げられている。この御言葉によって一週間の保育が支えられる。各保育室にも、机の上に聖書が置かれ、その週の御言葉の箇所が開かれている。
保育者に呼ばれて保育室に行くと、その週の聖書の箇所が開かれ、その隣に祈る主イエスの絵が置かれ、ユリの花が生けられていた。今年は新型コロナウイルスのために4月、5月と休園した。そのために6月2日が入園式となった。
新入園児のYちゃんの話を担任がしてくれた。Yちゃんは、祈る主イエスの絵を見て「イエス様って神様でしょ」と言った。さらに「イエス様はどうして私たちを守ってくれるの」と聞いてきた。担任は「Yちゃんが大好きで愛してくれているからだよ」と答えた。するとYちゃんは「お医者さんになって死んだ人を生き返らせるの」と言ったとのこと、驚いた。
6月に入園、6月に誕生日があり4歳になった幼児が、日曜礼拝と水曜日の合同礼拝(全園児)で、主イエスの十字架の死と復活の話を聞いた。そして、「イエス様は神様だ」、「お医者さんになって、死んだ人を生き返らすの」と考えることが出来ていることに驚いた。