1月29・30日、第3回「牧会者とその家族のための相談室」ミーティング・委員会を開催した。
「相談室」第一の活動として、「牧会者とその家族のための相談電話」がある。電話相談には豊かな経験を持った信徒たちが、ボランティアで、窓口となって対応している。そのため、企画運営等を行う委員会を開催するだけでなく、相談員とのミーティングを行っている。
ミーティングは、守秘義務を厳守する中で、寄せられた相談内容について話し合い、精神科医・臨床心理士等のアドヴァイスを受けながら、課題や相談の対応について話し合うものである。また、相談員は重い相談を聴き、精神的な重圧も受けるので、そのサポートの意味もある。さらに、毎回、学びの時を持ち、より良い対応ができるように努力している。
2019年3月4日から相談電話が開始された。毎週月曜日10時から、昼の休憩を1時間取り、16時まで相談を受け付けている。各教区総会でパンフレットを配布したり、教団ホームページにおいてバナーを付けて広告を載せているが、なかなか周知されていないことが課題である。特に、牧師のパートナーをはじめとする家族に、知らされていないケースが多くある。是非、この相談電話を活用していただきたい。
2022年には、「牧会者とその家族のための全国交流会」を企画している。相互牧会的な集まりとして、牧会者とその家族を取り巻く課題の共有や分かち合いの集いとして良き集会としたい。
(加藤幹夫報)