第3回委員会が9月30日〜10月1日に函館千歳教会にて行われた。開会礼拝では、柴田もゆる委員(会場教会牧師)が奨励を行い、その中、北海教区の現状についても触れた。殊に、同委員を代務者とする渡島福島教会が、決して多くはない信徒ではあるものの、福音のともしびを掲げ続けるために祈りを合わせる様子を語り、委員一同印象深く聴いた。
20年3月開催予定の農村伝道に関する協議会について、西中国教区の協力を得られることが報告された。三次教会を会場に、同教区の「農」を語る会に合流する(合同開催)。全国からの参加者の交通事情を鑑み、プログラムの変更等さらなる協力を同教区に要請すること、教団からも発題者を推薦することを承認した。20年6月開催予定の教区伝道委員長会議については、会議の持ち方として分団協議に時間を割き、教区間の情報共有を密にすることを確認し、主題については継続審議する。
資金援助(一般貸出:会堂・牧師館の新築・増改築、土地・建物の購入のために上限1000万円)の運用について、実施要綱改正の必要性を共有した。現在の返済は「毎月または半期毎」からの選択になっているが、毎月の場合、送金手数料の割合が大きくなること、また、実務者の業務が煩瑣になることを考慮して、「半年毎または一年毎」の返済を求めるようにすることなど、運用面での改善に余地がある。これについても審議を継続する。
伝道委員会より諸教会・伝道所に要請する「こころの友」応援伝道について、消費増税に伴う値上げが余儀なくされる。今後、毎月100部の応援につき年間4万円の協力を仰ぐこととなる(旧3万8500円)。この制度は全国の教会・伝道所において有効に活用されていることから、協力教会・伝道所には部数を維持してもらいたい。
(村上恵理也報)