41総会期第1回伝道資金小委員会が6月20日、教団会議室にて開催された。出席者の自己紹介の後、久世そらち委員長、大塚忍書記、岸俊彦東京教区議長、岸憲秀宣教委員会委員長、野村敏彦常議員、古屋治雄伝道委員会委員長、宮本義弘東海教区議長で委員会を組織した。
続いて道家紀一総務幹事より「伝道資金小委員会」の働きについて資料にもとづき詳細な説明を受けた。本委員会は、伝道資金の交付申請、貸付申請に関する審査を行い、常議員会にその結果を報告するという実務を担う委員会であることを確認した。
続いて2018年度伝道資金運用報告を受けた。各委員が分担し各教区から提出された「伝道交付金」、「教区伝道方策交付金」使途報告について適切に処理されていることを認め、常議員会へ報告することとした。2019年度伝道資金運用状況についても報告を受けた。15教区から申請があったが、九州教区、沖縄教区からは届いていない。
2020年度伝道資金運用に関する件について協議し、2020年度伝道資金運用スケジュール案を作成した。本年9月30日まで申請を受付。10月3日に開催する本委員会において申請書を審査。10月開催の常議員会において審査報告、交付額決定とする。また、伝道資金運用指針について協議した。「教会土地取得のための貸付資金(伝道資金規則第8条)の運用はできるだけ早く開始していただきたい」「⑸については伝道資金規則第1条に由来するものであることを踏まえ、表現について検討したい」との要望も出された。
最後に、40総会期第3回伝道資金小委員会において協議された「伝道資金を巡る諸課題に関する件」を確認した。特に本委員会は、常議員会のもとで実務と準備を行う委員会であることを踏まえ、伝道資金申請の審査基準等は常議員会で協議し、作成してもらうことを要望することを確認した。(大塚 忍報)