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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

ローマの信徒への手紙9・30〜10・10

2019年6月12日
二戸教会

9:30では、どういうことになるのか。義を求めなかった異邦人が、義、しかも信仰による義を得ました。

9:31しかし、イスラエルは義の律法を追い求めていたのに、その律法に達しませんでした。

9:32なぜですか。イスラエルは、信仰によってではなく、行いによって達せられるかのように、考えたからです。彼らはつまずきの石につまずいたのです。

9:33「見よ、わたしはシオンに、/つまずきの石、妨げの岩を置く。これを信じる者は、失望することがない」と書いてあるとおりです。

10:1兄弟たち、わたしは彼らが救われることを心から願い、彼らのために神に祈っています。

10:2わたしは彼らが熱心に神に仕えていることを証ししますが、この熱心さは、正しい認識に基づくものではありません。

10:3なぜなら、神の義を知らず、自分の義を求めようとして、神の義に従わなかったからです。

10:4キリストは律法の目標であります、信じる者すべてに義をもたらすために。

10:5モーセは、律法による義について、「掟を守る人は掟によって生きる」と記しています。

10:6しかし、信仰による義については、こう述べられています。「心の中で『だれが天に上るか』と言ってはならない。」これは、キリストを引き降ろすことにほかなりません。

10:7また、「『だれが底なしの淵に下るか』と言ってもならない。」これは、キリストを死者の中から引き上げることになります。

10:8では、何と言われているのだろうか。「御言葉はあなたの近くにあり、/あなたの口、あなたの心にある。」これは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉なのです。

10:9口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです。

10:10実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。

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