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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4892号】第41回教団総会 19年度予算、負担金3億円を下回る

2018年11月24日

 教団歳入歳出に関することを、愛澤豊重予算決算委員長が報告した。

 16年度決算では、事業活動収支において、「財務幹事退職による退職金増、台湾地震への献金、東日本大震災対策本部への支出等の特別な支出があり、1480万3000円の赤字となった。投資活動収支において、三鷹住宅等の売却による収入があり、全体では424万5000円の赤字となった」と述べた。

 17年度決算では、「総幹事未就任による人件費の減少等で、事業活動収支差額が1506万9000円の黒字となり、当期収支差額で347万4000円の黒字となった。収益事業会計においては、会館室料が1081万3000円となり、新報購読額、年鑑の売り上げの減少があるものの、2万2976円の黒字となった」と述べた。

 18年度予算の審議に入る前に、兵庫教区から出された、「沖縄教区宣教連帯金」に関する件を審議した。2010年度からの減額分(600万)を送ると共に、2018年度分を120万とし、沖縄宣教連帯金を720万円とすることが提案されたが、369名中159名の賛成で否決。

 18年度実行予算で愛澤委員長は、負担金収入が、対前年度比1・34%減の3億474万2000円になること、支出項目において、総幹事の給与分が増額する人件費を除き、総会関係費、宣教関係費等多くの科目において前年に比べて減額した予算を説明した。

 19年度原予算で愛澤委員長は、事業活動収支の部、収入において、負担金が対前年度1・37%減の2億9970万6000円となり、はじめて3億円を下回ったこと、事業活動収支の差額が3万4000円と厳しい状況であることを説明した。

 出版局決算では、山北宣久理事長が報告。16年度について、売上総利益は、1億1573万2731円、当期純利益は651万6034円の赤字となったと述べ、要因として、単行本在庫調整勘定の繰入を100万円増額したこと、パソコンの更新、会館移転に伴う費用等を挙げた。17年度について、売上総利益は8938万1823円、当期純利益は2355万3114円の赤字となったと述べ、要因として、在庫処分を600万円行い、単行本在庫調整勘定の繰入を400万円増額したことを挙げた。

 財務関連議案は、全て挙手多数で可決した。 (嶋田恵悟報)

教団新報
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