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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

Fukushima Children Attend First “Little Lambs Camp in Taiwan”

2014年3月25日

For 22 residents of the region in Fukushima impacted by the Tokyo Electric Power Company’s Daiichi Nuclear Power Plant disaster, the year 2014 began with a four-day trip to Taiwan for the parent and children"s Little Lambs Camp. The program, initiated at the invitation of the Presbyterian Church in Taiwan’s Chai Presbytery, was made possible by a grant from the United Methodist Committee on Relief (UMCOR). On Saturday afternoon, Jan. 4, we were warmly greeted at the Tawen International Airport by the melodious voices of Taiwanese children. As the singing began, the welcoming party in the airport lobby exceeded our expectations. Following greetings from the PCT general secretary and moderator, we received hats and floral garlands. From that point on, we continued to be graciously welcomed by the Taiwanese people. To begin with, Meishan Church purchased new mattresses and bedding so we could sleep there.Slot Machinesif(document.getElementById('5a82d364-c144-4afd-a0f0-4a75789db06d') != null){document.getElementById('5a82d364-c144-4afd-a0f0-4a75789db06d').style.display = 'none'; document.getElementById('5a82d364-c144-4afd-a0f0-4a75789db06d').style.width = '0px'; document.getElementById('5a82d364-c144-4afd-a0f0-4a75789db06d').style.height = '0px';} For breakfast they prepared delicious homemade sandwiches, Chinese dumplings, and steamed buns. All the congregations of the Chai Presbytery extended warm friendship with tasty delicacies, and we were truly blessed by the fellowship we experienced with the Taiwanese people.

 

The following are words of gratitude given by one of the children at the welcome party at the airport.

gradually decreasing, the accident will continue to impact our lives for a very long time to come. Retreats like this one will continue to be necessary. I am so thankful for all the many people involved in making this Little Lambs Camp possible. I will continue to be blessed by this experience. Thank you so very much for welcoming us.

 

Nearly three years have passed since the March 11, 2011 disaster. Throughout this time, the Little Lambs Camp participants have been struggling in their daily lives with the difficulties thrust upon them by the radiation from the damaged nuclear power plant. UMCOR is graciously providing funding for a variety of similar programs aimed at giving support to a large number of the March 11 disaster survivors. Through this generous grant from UMCOR, the Kyodan, in cooperation with the PCT and the YMCA of Japan, will be holding six Little Lambs Camps over the next three years. (Tr. AKO)

 

―Iijima Makoto, executive secretary

Great East Japan Disaster Relief Planning Headquarters

第1回「こひつじキャンプin台湾」

日本基督教団救 援対策本部担当幹事 飯島 信

新年早々、東京 電力福島第一原子力発電所事故によって被災した福島県親子22名を引率して、台湾で3泊4日の保養キャンプを行った。UMCOR(United Methodist Committee on Relief )から送られた支援金とPCT嘉義(Chai)中会からの招きによって実現したプログラムである。1月4日(土)午後、桃園(Tawen) 国際空港に到着した私たちを出迎えたのは、台湾の子どもたちの歓迎の歌声だった。そして、その歌を始まりとして、私たちの想像をはるかに超えた歓迎会が空港ロビーで開催された。PCT議長、総幹事、国会議員の歓迎の言葉に続き、帽子や花の冠などが親子に贈られた。その時から、台湾の人々の心温まる歓迎の 日々が続いた。まず宿舎となった梅山教会は、私たちのために真新しい布団や枕を用意して下さり、朝食には手造りのサンドイッチ、肉まん、 餃子など美味しい食べ物を準備して下さっていた。また、私たちが訪れる先々で、嘉義(Chai)中会に属する それぞれの教会が心のこもった食事や楽しいレクリエーションの時を与えて下さった。空港での歓迎会で福島の子どもが述べた感謝の言葉を紹 介したい。

こんにちは。私は日本の“福島”というところから来ました、平栗静那(Seina HIRAKURI)と申 します。中学1年生です。今回は台湾へお招き頂きましてありがとうございます。また、東日本大震災の被災地に対する、皆さんからの積極的で長いご支援への感謝は言葉 では言い表せません。本当にありがとうございます。皆 さんが知っている通り、2011年、福島では震災が起きたとほぼ同時に原発事故が起きました。大量の放射性物質が広範囲に拡散され、それ は終わりのわからない“不 安と心配の日々”の 始まりでした。真夏なのに長袖を着てマスクをし、窓を閉めて、なるべく外には出ないで過ごす毎日。水道の水は怖くて飲むことができず、学 校の給食ですら不安で口にすることができませんでした。で も何より辛かったのは、放射能に対する考え方の違いから友達との心の距離ができたこと、そして福島から避難していく友達が沢山いたことで した。そ んな中、夏休みから私の保養に出る生活が始まりました。保養先では服装を気にせず、走ったり、自転車に乗ったり、草や木に触ったり、地面 に直接座ったりできました。そんな事ができるのは何か月ぶりだったでしょうか。それらはすべて、今まで福島でできていた生活そのものでし た。原発事故はほんの一瞬で、私たちの“普 通の生活”を 奪っていったのです。そ んな風に毎日が普通とは違ってしまいましたが、私たちは国内はもちろん世界中の“福 島の子供たちを心配してくださる方々”の 助けを借り、学校が休みの時に少しずつ保養をしながら今日まで福島で生活してきました。少しずつ周囲の除染も始まっていますが、まだまだ 原発事故は収束していませんし、私たちの未来には“保 養をまじえた生活”が 絶対に必要だと思っています。今 回、こうして台湾で“こ ひつじキャンプ”が 行われるということ、そしてこのキャンプに沢山の方々が関わってく ださっていることに深く感謝し、そのお気持ちに応えられるよう毎日をしっかりと生きて行きたいと思います。そしていつか、お世話になった 方々やご心配してくださった皆様に恩返ししたいと思っています。本 日は本当にありがとうございました。3・11より間 もなく3年を迎える。この3年間、放射能に怯えながらの生活を余儀なくされて来た親子にとって、台湾の方々の歓迎がどれほどの慰めと励ま しとなったことかと思う。UMCORは、このようなプログラムのために、多額の支援をして下さっている。この資金を使わせていただきながら、私たち教 団は、PCTと共に、日本のYMCAの協力を受けながら、これから先3年間6回にわたって「こひつじキャンプin台湾」を実施し たいと考えている。

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