【4934・35号】台湾 《台湾基督長老教会 国際日語教会》素早い自主規制とネット礼拝によって対応

台湾では12月に武漢で新型肺炎発生の報道にすぐ様空港での水際対策が取られ、台湾国内は緊張に満ちました。2003年SARS流行の際、中国との関係でWHOに加盟できない台湾は国際的に孤立し、世界的救援が得られず、大きな被害、痛手を受けたからです。

SARS未経験の私は今回多くを周囲に教えられました。個々人での素早い文字通りの「自主規制」。皆様から「暫く礼拝、集会を休みます、礼拝はネットやテレビで行います」との連絡。台湾ではキリスト教のテレビ局で24時間礼拝や讃美、聖書講座が放映され、私たちの教会も以前から礼拝をネット中継・録画放映しています。

台湾では年に数回、大型台風時には政府発令の「台風休暇」があり、職場も学校も教会も休み(自主礼拝)となるので、日頃から緊急事態対応に慣れているかもしれません。

私たちの教会でも、2月には礼拝前の消毒や検温を始めました。しかし2月の日本の連休には観光客の来会者も増え、苦渋の決断で互いの安全のため海外渡航者の出席を断り、翌週3月からネット礼拝のみにしました。

私たちの教会は半数が日本統治時代に日本語で教育を受けた90歳前後の台湾の方々ですが、台湾の高齢者は家族や若い外国人労働者と同居の方が多く、傍らでネット操作を助けてくれるため、高齢者も早くから日常的にスマホでライン等を使用、安心してネット礼拝に切り替えられました。

1月末には台湾政府はマスクを全て買い上げ、1枚一律5台湾元(約18円)で一人週に数枚ずつ薬局で買える政策を打ち出し大成功。国民も外国人居留者もマスク購入時に薬局で健保カードを読み取ってもらうので、買い占めなく平等に購入でき、ネット等で個人・高額販売した場合は処罰処分。台湾政府は海外でマスク不足時に何百万枚も寄付しています。

IQ天才が大臣に抜擢され、画期的な政策が日本でも話題ですが、特筆したいことはこの間の行政の姿勢です。内閣、厚生省トップたち自身がITや医療専門家、医師たちであり、1月20日以来半年休みなく毎日テレビやネットで感染状況、防疫活動を丁寧に説明。マイクを握る陳時中部長(大臣)は「感染症との戦いは、医療、感染対策以外に、国民を安心させ、恐怖を取り除くことが必要だ」と。国民はそのニュース視聴が日課となり、その穏やかで真摯なチームの姿に、国民は鼓舞され、政府を応援。

台湾の政治家は国と人民を愛していると、私たちの教会の日本人長老が言われ、頷きました。

国のリーダーたちと人民が信頼し合い、一致して動く様に、私も胸が熱くなっては、教会のあり方も改めて教えられました。

台湾では比較的早く落ち着き、6月からマスク着用、通常礼拝に戻りました。

聖餐式も台湾では2003年SARS以来、使い捨てのプラスチックの聖餐カップが主流でした。コロナ禍で新発売されたのは、コーヒー・フレッシュ状で、葡萄ジュース入り一口カップに蓋がついており、真空パックのホスティア(薄い種無しパン)がセットになっているもので、それが流行しています。

新型コロナ感染症は、世界中が同じ課題に人道的立場で取り組んでいくよう神からの大事な警告。早くこの事態が終息し、経済、教育等全ての面で復興しますように。(うすきみどり報)

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