『現代日本の危機とキリスト教』

 

2011年8月末に銀座教会で行われました緊急シンポジウム「現代日本の危機とキリスト教」が本になって出版されました。私たちは何を聞き、何を語るかがこの本にはいっぱい詰まっています。身近な方々へのご紹介を是非お勧めします。

発売日:12月19日 価格:1,995円(内150円は救援募金)

 

<内容>

教会は神からどのような問いかけを聞くのか。それに答えて何を語っていくのか。

東日本大震災と原発事故を信仰者としてどう受け止め、何を語るか。

教会、神学、キリスト教教育、キリスト教、社会福祉の四つの視点から考える。

はじめに 石橋秀雄

■開会礼拝説教(北紀吉) 「エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ」

■教団総会議長挨拶(石橋秀雄) 「神の迫り」

■発題1 キリスト教学校の視点から(中山昇) 「何を学び、何を作りだしていくか」

■発題2 神学者の視点から(芳賀力) 『なぜ神は「悲しみの人」になられたのか』

■発題3 キリスト教社会福祉の視点から(稲松義人)「悲しみと苦しみに寄り添う」

■発題4 教会・教師の視点から(岡本知之)「教会は何を語っていくのか」

■特別講演(大木英夫)「土曜日のキリスト」

■閉会の祈り

あとがき・藤掛順一

日本基督教団救援対策本部・編 日本基督教団・刊

 

 

 

 

 

教団救援対策本部 第八回会議

東日本大震災 日本基督教団救援対策本部 第8回会議 決議事項

日 時 2012年1月10日(火)午前11時~午後4時20分

会 場 教団会議室

出席者 委員 石橋秀雄、岡本知之、雲然俊美、北 紀吉、佐久間文雄、長崎哲夫、大村 栄、藤掛順一、

稲松義人

幹事 内藤留幸、藤盛勇紀、加藤 誠、大三島義孝、計良祐時、道家紀一、野村和正

欠席者 委員 田中弘志

陪席者 邑原宗男(奥羽教区議長)、高橋和人(東北教区議長)、秋山 徹(関東教区議長)、

岸 憲秀(全国教会幼稚園連絡会)、小宮山剛(教師委員長)、

竹澤知代志(教団新報主筆)、前北未央(救援対策本部職員)、伊東正道(信徒の友編集部)

開 会

Ⅰ.聖書 ヨハネの手紙 一 5章20節  祈祷  石橋秀雄本部長

Ⅱ.議事日程承認の件(陪席者承認を含む)

別紙資料により議事を進めること、および陪席者を承認した。

Ⅲ.前回記録承認の件

別紙第7回会議(2011年12月2日開催)記録案の一部を訂正し、承認した。

議 事

Ⅰ.報告事項

1.           募金関係報告

1月5日現在の募金状況として、国内募金が2億1273万1987円、海外からの献金が2億117万3258円となっていることの報告を受けた。

2.海外献金プロジェクト小委員会、救援対策本部事務局(11号室)報告

(1) 海外献金プロジェクト小委員会報告

大村栄委員(海外献金プロジェクト小委員会書記)が、別紙資料により小委員会での承認事項を報告した。

(2) 事務局(11号室)報告

加藤誠幹事が別紙報告書(月報、出張報告書、実施報告書ほか)に基づいて、盛岡大学における被災した学生に対する奨学金支援状況の報告、および、仙台エマオ、石巻エマオ、遠野自殺防止センター、短期保養プログラム、会津放射能情報センター等の活動報告をし、これを承認した。

3.教区報告

(1) 奥羽教区

邑原宗男奥羽教区議長が、教区常置委員会および支援委員会での検討内容、大韓イエス教長老会からの支援金、被災教会の状況等の報告をした。

また、「奥羽教区東日本大震災教区内被災教会支援会計」報告として、12月末での収入累計が60,409,146円(教団からの1050万円を含む)、支出累計が17,413,133円、残額42,996,013円となっていることを報告した。

(2) 東北教区

高橋和人東北教区議長が、被災教会の負担金減免支援、「エマオ」関係、教会救援復興委員会(教会付属関係施設放射線被害支援執行、放射線関係小委員会による緊急対策マニュアル作成・配布決定ほか)、建物復興関係小委員会(設計士による簡易診断実施、岩沼教会塔部分解体補修完了、鹿島栄光教会基本プラン検討ほか)、東北ヘルプよりの要請(日本版CPEのための寄付講座開設への協力依頼)、会津放射線情報センター(医師による健康診断実施計画ほか)等の報告をした。

また、「日本基督教団東北教区東日本大震災教会支援特別会計」報告として、11月末での収入累計が104,470,182円(ただし教団からの1050万円等を含む)、支出累計が60,433,593円、残額(繰越金)が44,036,589円となっていることを報告した。

(3) 関東教区

秋山徹関東教区議長が、被災教会の状況(水戸自由ヶ丘教会会堂・牧師館修復工事完了、益子教会修復工事完了)、アジア学院訪問、被災支援委員会の取り組み(支援ニュース発行、竜ヶ崎幼稚園復旧工事関係、甘楽教会および下館教会の被害状況、被害状況と支援希望額調査のための文章発送、今後の予定ほか)等について報告した。

(4) 東京教区

岸憲秀教師(千葉支区長)が、安食教会への支援内容について現在検討中であることを報告した。

4.その他

・支援基準検討小委員会

雲然俊美書記が、12月26日に開催した支援基準検討小委員会において、被災教会の再建・復興計画について各教区からの報告を受けた後、教団としての支援基準について検討し、「被災教会支援金配分要綱案」(別紙)を作成したことを報告した。

Ⅱ.審議事項

1.被災教会支援金配分要綱案について

支援基準検討小委員会から「被災教会支援金配分要綱案」および別紙「教会堂・牧師館再建・復興工事支援申請書〔教団受付分〕」が提案され、質疑応答および意見交換の後、これを承認し、今後、3月からの実施に向けて準備を進めて行くこととした。

「被災教会支援金配分要綱」

  (1)支援対象

会堂および牧師館とする。

(2)支援方式

①支援金は支援希望額の50%を一応の目途とする。

※支援希望額は各教会と当該教区の検討を経た調整額とする。

②支援金は、各教区で定める優先順位により順次配分する。

(3)支援開始時期

支援金配分の時期については、教団における支援希望額の精査を終了次第開始する。なお、第1期支援は2012年3月より実施する。

(4)貸出制度の創設

支援希望額の50%を上限とした貸出制度を設ける。なお、規則は別途定める。

(5)支援金の交付

各教会は事業収支計画書、実施計画書を教区を経て教団に提出し、教団より決定通知書を交付する。なお、書式は教団所定の書式による。

以 上

   関連して、佐久間文雄委員から以下の「教会堂及び牧師館建築資金貸付け要綱」(案)が提案され、返済開始時期や原資をどうするのかといったことについて意見が出された後、次回さらに継続して検討することとした。

「教会堂及び牧師館建築資金貸付け要綱」

    この資金の貸付けは、下記の要件を満たすものに貸与するものとする。

<対象>

第1条 東日本大震災により被災した教会及び牧師館を建築する場合、日本基督教団に支援金交付を申請した教会に限りこの資金を貸与する。

<貸付け限度額>

第2条 日本基督教団に支援金交付を申請した金額の半額を貸付け限度額とする。

<返済期間>

第3条 この資金の返済は、貸し付けた月を含む10年以内に返済するものとする。

<利息>

第4条 この資金の貸付け利息は年利0.1%とする。

<申請方法>

第5条 この資金の貸付けを希望する場合は、日本基督教団の定める様式に基づき各教区に申請し、その必要性について慎重審議の上、日本基督教団に申請するものとする。

<資金流用の禁止>

第6条 この資金の貸付けは日本基督教団が教会堂及び牧師館建築に必要とする資金を貸し付けるものであり、如何なる他の目的に流用してはならない。もしその事実が判明した時は、貸主からの通知催告がなくても当然に期限の利益を失い、ただちに元利金を返済する。

付則

この要綱は、     年  月  日より施行する。

2.海外献金プロジェクト小委員会からの提案事項に関する件

(1) 仙台エマオ専従者について

教団新報の公募「①東北教区被災者支援センター(通称:エマオ)有償ボランティア」に応募した齋藤篤氏(前岩本教会主任担任教師)の雇用を決定した(雇用期間は2012年1月10日~3月31日)。

(2) 11号室有償ボランティアについて

教団新報の公募「②救援対策本部室(通称:11号室)有償ボランティア」に応募した杉山真里菜氏(2012年3月国際教養大学卒業予定)の雇用を決定した(雇用期間は2012年2月1日~3月31日)。

(3) 日本版CPE(臨床牧会訓練:Clinical Pastoral Education)のための寄付講座設置プロジェクトについて

東北ヘルプ(仙台キリスト教連合被災支援ネットワーク)より依頼があった、東北大学文学部に寄付講座「実践宗教学」を設置する(東北大学文学部に、東北ヘルプ等が事業主体となり、宗教者と学生を対象に日本版CPEを開講し、修了者には日本スピリチュアルケア学会による資格認定の道を開く)ための資金助成申請(3年間の予算9700万円の内、3000万円の支援依頼)について協議し、本救援対策本部会議から三点の要望(①受講生には東北大学以外からの学生も受け入れてほしいこと、③資金援助については仏教界からも応分の負担をしてほしいこと、②教授陣にぜひキリスト者を入れてほしいこと)を付して、3000万円を支援することを決定した。

なお、その要望を東北ヘルプに伝えるために岡本知之副本部長が赴くこととした。

(4) 牧人会あだたら育成園への建物改築費追加補助申請について

加藤誠幹事が、佐久間文雄委員と共に牧人会あだたら育成園を訪問し、施設の被害状況を確認した上でのこととして、前回決定した1000万円の支援(申請額は2000万円)に加えて、さらに1000万円の支援ができないだろうかとのことを11号室からの提案として述べた。

これについて協議し、牧人会からあらためて理由を付して東北教区を通して再申請をしてもらい、その上で次回の本救援対策本部会議で扱うこととした。

(5) 釜石における自殺防止センターの活動について

前北未央職員が、釜石市社会福祉協議会より、同市においてもたれている「おちゃっこ会議」に出席し、全体としてボランティアの数が減っている中でボランティア各団体がお互いに連携して関わりをもって行くこと、高齢化社会の中で被災した釜石における仮設在宅で起こる問題は大きなものであること、被災された方で仮設住宅に入居していないで在宅でいる世帯が400世帯以上あることなどが話題となったことを報告した。

なお、釜石において釜石市社会福祉協議会と自殺防止センターとの間で意思疎通の行き違いがあり、同市における同センターとしての活動は難しい状況にあること、「おちゃっこ会議」のメンバーに加えられたということは意義があることであり、今後教団として真摯にかかわっていくことが大事であると思われることを述べた。

その後、意見交換をし、釜石における自殺防止センターの活動については一旦休止とし、新たに次の活動の計画を練ること、ドライバーの雇用については当面今の条件で働いていただくこととし、次回会議において再度検討することとした。

3.募金達成に関する件

国内募金達成に向けて協議し、募金達成のために一番大切なことは募金の使途を明確にすることであるとの意見が出されたほか、地区や教区の総会でアピールできるような資料や画像などの説明キットのようなものがあるとよい(11号室が資料を出して専門家に作成してもらうなど)、各教区での募金活動の取り組みを紹介してはどうか、国内募金の振替口座名と番号を教団新報や救援対策本部ニュースに毎回掲載してほしいといった提案がなされた。

4.「311246 祈りの時」集会開催に関する件

藤掛順一委員(シンポジウム、3・11諸集会準備委員会書記)が、同準備委員会において検討していることとして、2012年3月11日に全国の諸教会において祈りの時をもつことができるように、「祈りのしおり」といったものを作成すべく準備中であること、および、教団として集会を開催することについてはまだ検討中(各教区で行なう集会に教団から誰かを派遣したり、教団が共催するような形をもつなど)であることを報告した。

また、8月末にもたれた緊急シンポジウムの記録集である『現代日本の危機とキリスト教』が出版され、各関係者・関係機関に送付したことを報告した。

5.広報活動について

『東日本大震災救援対策本部ニュース』第2号発行に向けて、各教会においてもコピーや印刷をしやすいような白黒印刷としてほしい、一面に募金の口座名・番号を明記してほしい、および、会計報告を分かりやすく掲載してほしいなどの要望が出された。

Ⅲ.次回(第9回)会議開催予定

2012年2月27日(月)午前11時~午後5時

閉 会  祈祷 高橋和人東北教区議長

※これは、教団救援対策本部会議の正式な議事録ということではありません。

教団救援対策本部 第七回会議

東日本大震災 日本基督教団救援対策本部 第7回会議 決議事項

日 時 2011年12月2日(金)午前11時~午後4時53分

出席者 委員 石橋秀雄、岡本知之、雲然俊美、北 紀吉、佐久間文雄、長崎哲夫、大村 栄、藤掛順一、

稲松義人、田中弘志

幹事 内藤留幸、藤盛勇紀、加藤 誠、大三島義孝、計良祐時、道家紀一、野村和正

陪席者 邑原宗男(奥羽教区議長)、高橋和人(東北教区議長)、秋山 徹(関東教区議長)、

石井錦一(日本キリスト教保育所同盟)、岸 憲秀(全国教会幼稚園連絡会)、

竹澤知代志(教団新報主筆)、前北未央(救援対策本部職員)、岸 俊彦(教団教師委員)、

伊東正道(教団出版局)

開 会

Ⅰ.聖書 ヨハネによる福音書 3章16節  祈祷  石橋秀雄本部長

Ⅱ.議事日程承認(陪席者承認を含む)

別紙資料により議事を進めること、および陪席者を承認した。

Ⅲ.前回記録承認

別紙第6回会議(2011年10月14日開催)記録を承認した。

議 事

Ⅰ.報告事項

1.   募金関係報告

(1)国内募金、海外からの献金報告

別紙資料により、国内募金が1億8千288万2056円、海外からの献金が1億8千362万4064円となっていることの報告を受けた。

(2)救援対策本部会計報告

別紙資料により承認した。

2.海外献金プロジェクト小委員会、救援対策本部事務局(11号室)等報告

(1) 海外献金プロジェクト小委員会報告

大村栄委員が第1回小委員会(11月8日開催)記録に基づいて、委員長に長崎哲夫委員、書記に大村栄委員を選出したことを報告した後、本小委員会に石橋秀雄本部長を加える件、仙台エマオの1月からの専従者を公募する件、エマオ石巻の専従者候補の件、自殺防止センターの活動の件、会津放射能情報センターへの活動費援助の件等を扱ったことを報告し、これを承認した。

(2) 救援対策本部事務局(11号室)報告

加藤誠幹事が別紙資料に基づいて、西南ドイツ宣教会(EMS)よりの指定献金の使途に関する提案(ボランティアや被災者を泊めていた教会への支援、津波によって車が流されて就労環境に支障をきたしている幼稚園職員の車購入費支援、放射能被害を受けた教会付属幼稚園・保育園の入園・保育料減免分の支援)について報告した。

3.教区報告

(1) 奥羽教区

邑原宗男奥羽教区議長が別紙資料に基づいて、被災教会および関係施設の最近の様子、被災教会への問安、在日大韓基督教会関東地方会と東北・奥羽教区の宣教協議会開催、仮設住宅入居者へのホットカーペット配布、九州教区および東中国教区鳥取東部地区での報告集会等について報告した。

また、「東日本大震災教区内被災教会支援会計」報告として、10月末での収入累計が56,761,664円(教団からの1050万円を含む)、支出累計が16,709,167円、残額40,052,497円となっていることを報告した。

(2) 東北教区

高橋和人東北教区議長が別紙報告書に基づいて、「エマオ」関係、教会救援復興委員会活動(教会付属関係施設放射線被害支援、放射線関係小委員会ほか)、建物復興関係小委員会活動、会津放射線情報センター(大阪教区よりの医師派遣協力ほか)、牧人会および堀川愛生園よりの被災補助申請を教区が承認したこと、さらに、教会等の建物被害状況調査結果等を報告した。

また、「東日本大震災教会死苑特別会計」報告として、10月末の残額が49,637,187円となっていることを報告した。

(3) 関東教区

秋山徹関東教区議長が別紙報告書に基づいて、被災教会状況、被災支援委員会(被災教会への対応、教団救援対策本部への要望および支援要請、「再建」「復興」支援についてほか)の取り組み等について報告した。

また、「東日本大震災被災支援募金会計」報告として、11月25日までの収入累計が31,362,427円(教団からの1000万円を含む)、支出累計が16,560,582円、残額が14,801,845円となっていることを報告した。

(4) 東京教区

岸憲秀教師(千葉支区長)が安食教会の被害状況について報告した。

4.その他

(1) 教師委員会による被災地域の教師問安の報告

岸俊彦教師委員および道家紀一幹事が別紙資料に基づいて、教師委員会による東北教区相双・宮城地区、福島地区、いわき・郡山地区内の13名の教師を問安したこと(2011年10月25~27日)の報告をした。

(2)『東日本大震災救援対策本部ニュース』Vol.01発行報告

加藤誠幹事が、『東日本大震災救援対策本部ニュース』Vol.01を発行したことを報告した。

(3) シンポジウム準備委員会報告

藤掛順一委員(シンポジウム開催準備委員会書記)が、第4回および第5回シンポジウム準備委員会記録に基づいて、シンポジウムの会計報告、記念出版、震災1周年記念集会(各地域)計画等の報告、および、被災1周年記念出版は取りやめとしたこと等を報告した。

(4) 教区議長会議報告

雲然俊美書記が別紙記録に基づいて報告した。

(5) NCCエキュメニカル震災対策室(JEDRO)関係報告

大村栄委員が、JEDROとして東北ヘルプへの支援活動などを進めていること、JEDROの活動は3月11日の大震災以後の対応をすることが本来的な活動であることから脱原発運動には関わらないこととしたことなどを報告した。

Ⅱ.審議事項

1.海外献金プロジェクト小委員会の件

海外献金プロジェクト小委員会は、救援対策本部会議開催後、次回本部会議が開催されるまでの間、救援対策に関わる事項を扱う常任委員会的な働きを担うものとし、長崎哲夫委員を委員長および11号室室長とし、その委員が大村栄委員、藤掛順一委員、佐久間文雄委員であることを確認し、さらに石橋秀雄本部長を委員に加えることとした。

なお、室長は、11号室から提案される内容を本部会議で取り上げるべきかどうかを判断すること、緊急の決裁が必要な案件について判断すること、執行した内容を整理して本部会議に提案することを確認した。

2.EMSからの指定献金の取扱いの件

(1) 被災教区の幼稚園・保育園の減免額支援について

放射能被害を受けた教会関係付属諸施設(幼稚園、保育園)の入園・保育料今年度減免分(9月末までの東北教区集計表によると5,324,700円)の支援について、協議の後、今後調査し、吟味した上で支援を進めることとした。

(2) 津波により自家用車を廃車にした職員の車購入支援

津波により自家用車が流され、その後の就労・勤務環境に著しく支障を来している幼稚園・保育園職員の車購入費の支援について、協議の後、被災三教区を対象として申請を受け付け、総額で500万円を上限とし、基準を明確した上で支援をすることとした。

なお、すでに車を取得していても、ローンを組んでいる場合などはその対象とし、ローンの返済にあててもらうこともある(その旨を申請書に明記する)ことを確認した。

3.ボランティアが利用するアパートの契約の件

仙台および石巻において、ボランティアが利用するためのアパートの正式契約について、以下の2件の契約を承認した。

・ベルシティ花園 104号室

住所:仙台市青葉区宮町3-1-6 104号  占有面積:12.54㎡  間取り:1K(アパート)

契約先:株式会社スターホーム  賃貸借期間:2011年12月1日~2013年11月30日(2年間)

・フラットきびだんご

住所:石巻市門脇字浦屋敷46-1  占有面積:23.18㎡  間取り:1K

契約先:松本産業株式会社  賃貸借期間:2年間

4.各種支援等依頼事項の件

(1) 大槌町よりの仮設住宅でのクリスマス会への牧師派遣依頼について

海外献金プロジェクト小委員会において検討し、牧師を派遣することとした。

(2) 女川の災害遺児(孤児を含む)ディズニーランドツアーの共催について

仙台キリスト教連合被災支援ネットワーク(東北HELP)より依頼が寄せられている、女川の災害遺児(孤児を含む)をディズニーランドに連れて行くツアーへの支援(共催費用の支出)を承認し、支援する(バス代35万円の内の3分の1の12万円)こととした。

(3) クリスマスランチコンサート(主催:東北HELP)の共催について

東北HELPが主催し、沢友恵さんをお招きして「アンジュガーデン迎賓館」で開催予定のコンサートの共催を承認し、30万円を支援することとした。

(4) 七郷地区でのクリスマス会の開催について

教団が主催して、現在仮設住宅に住んでいる七郷地区住民の子どもたちを対象に、腹話術の春風シロー氏をお招きしてクリスマス会を開催することとし、その費用の15万円を支出することとした。

5.放射線測定器購入補助申請の件

日詰教会認定子ども園ひかりの子より、奥羽教区を通して申請が出された放射線測定器(微量放射能測定装置FNF-401。国産品)購入援助申請(合計額4,305,000円の内、教団から200万円)について協議し、教団として岡本知之副本部長が現地の調査をするなどした上で検討することとした。

6.シンポジウム委員会の名称変更の件

「シンポジウム準備委員会」を、「シンポジウム、3・11諸集会準備委員会」と変更することを承認した。

7.堀川愛生園、牧人会からの改築費補助申請の件

東北教区を通して出された、社会福祉法人堀川愛生園(福島県)からの建物改築費補助申請(総事業費1億5千万円の内、補助申請額1000万円)、および社会福祉法人牧人会(福島県)からの建物改築整備費補助申請(総事業費見込額3億3500万円の内、補助申請額2000万円)について検討し、堀川愛生園と牧人会にそれぞれ1000万円を支援することを承認した。

なお、今後補助申請があった場合の支援のあり方について意見交換し、その施設なりの当該教区において調査や添付書類の確認をするか、教団として調査をするなどして対応することを確認した。

8.募金達成に関する件

教団救援募金(国内募金目標額10億円)の達成に向けての方策について、募金期間については約4年間(2011年7月1日~2015年3月31日。3年9カ月)としてあるが、各教区や教会によってはもう一年延長するということがあってもよいのではないかといった意見が出された。

また、来年の各教区総会前に募金報告を出す方向で作業を進めること、その際報告の仕方としては国内募金と海外からの献金とを分けて記載することを検討することとした。

関連して、次号の『東日本大震災救援対策本部ニュース』においては、教団としてどのような対策をしているかということをその内容の中心とすること、緊急シンポジウムの報告、および、各教区の対応活動の紹介なども掲載できないかとの意見が出された。

なお、『東日本大震災救援対策本部ニュース』Vol.01に掲載した会計報告に訂正があったことについて、今後このようなことがないように事前の確認をきちんとすること、また、同会計報告書についてはより分かりやすい表記の仕方を検討することとした。

9.「311246 祈りの時」に関する件

石橋秀雄本部長が、2012年3月11日(日)に、震災から1年が経過したということを覚えて、全国の教会に祈りの時をもってほしいと呼びかけたいこと、また、首都圏において集会をもつことができないかと考えていること、さらに、その時期に韓国のセムナン教会からも牧師をお招きする予定であり、同牧師をお迎えして集会をもつことができないかと考えているとのことを述べ、その具体的な企画をシンポジウム、3・11諸集会準備委員会で検討してほしいことを提案し、議場はこれを承認した。

10.支援基準の作成の件

協議の後、教会堂・牧師館等の建物の再建のための支援の基準作成について、小委員会を開催して検討することとした。

なお、関東教区から出された「要望書」(11月26日付)の内容(「委員会組織の改編」に関して)に関連して、本会議の議論には被災教区の議長が常時陪席者として加わっていること、具体的な支援に関しては支援基準作成のための検討の委員会をすでに立ち上げており、それには被災教区の議長にも委員として加わっていただいて作業を進めていることを確認した。

また、同要望書にある、広報活動や会計処理に関しての要望については、今後本会議においてさらに検討して行くこととした。

また、関連して、アジア学院への支援に関して協議し、同支援ついては、建物の再建の事柄だけでなく放射線汚染による被害への対応という課題があるので、今後さらに継続して検討することを確認した。

Ⅲ.次回(第8回)会議開催予定

2012年1月10日(火)午前11時~午後5時

閉 会  祈祷 北紀吉委員

※これは、教団救援対策本部会議の正式な議事録ということではありません。

東日本大震災救援対策本部ニュース Vol. 01

11月25日、教団救援対策本部より『東日本大震災救援対策本部ニュース Vol.01』が発行されました。

下記(PDF版)をクリックしてください。

東日本大震災救援対策本部ニュース Vol. 01

教団救援対策本部 第六回会議

東日本大震災 日本基督教団救援対策本部 第6回会議 決議事項

日 時 2011年10月14日(金)午前11時~午後4時50分

会 場 教団会議室

出席者 委員 石橋秀雄、雲然俊美、北 紀吉、佐久間文雄、長崎哲夫、大村 栄、藤掛順一、稲松義人

幹事 内藤留幸、藤盛勇紀、加藤 誠、大三島義孝、計良祐時、道家紀一

陪席者 邑原宗男(奥羽教区議長)、高橋和人(東北教区議長)、秋山 徹(関東教区議長)、

石井錦一(日本キリスト教保育所同盟)、前北未央(救援対策本部職員)、

小宮山剛(教師委員長)、伊東正道(教団出版局)

開 会

Ⅰ.聖書 詩編24編   祈祷 雲然俊美書記

Ⅱ.議事日程承認(陪席者承認を含む)

別紙資料により議事を進めること、および陪席者を承認した。

Ⅲ.前回記録承認

別紙第5回会議(2011年9月9日開催)記録を承認した。

議 事

Ⅰ.報告事項

1.募金関係報告

(1) 国内募金報告

9月30日現在の国内募金総額は152,004,770円(緊急救援募金94,418,359円、東日本大震災救援募金57,586,411円)。

(2) 海外からの献金報告

10月13日現在の海外からの献金総額は153,443,510円(手数料その他を差し引いた額)。

(3) 救援対策本部会計報告

別紙資料により承認した。

2.救援対策本部事務局(11号室)報告

別紙資料に基づいて、会津放射能情報センター活動、短期保養プログラム、遠野自殺防止センター活動、関係施設(牧人会)支援に関しては審議事項の中で検討することとし、その他の事項を承認した。

3.教区報告

(1) 奥羽教区

邑原宗男奥羽教区議長が別紙資料に基づいて、常置委員会および支援委員会による対応、大韓イエス教長老会総会への出席、被災教会の最近の様子、「911246祈りと礼拝の時」の開催(大船渡教会にて)、および東日本大震災教区内被災教会支援会計報告として、9月末での収入累計が55,096,040円(教団からの1050万円を含む)、支出累計が15,253,905円、残額39,842,135円となっていることを報告した。

(2) 東北教区

高橋和人東北教区議長が別紙資料に基づいて、「教会建物復興基本方針」を決定し、復興計画を策定していること、「東北教区教会建物等復興基準」を検討したこと、教団に対して復興建築資金の準備について提案すること、および東日本大震災教会支援特別会計(9月分)の報告をした。

(3) 関東教区

秋山徹関東教区議長が別紙資料に基づいて、被災教会の動き(会堂建築、補修工事計画等)、および「関東教区東日本大震災被災支援募金会計報告」の報告をした。

(4) 東京教区

石井錦一委員が安食教会の被害状況と、現在新築計画を検討中であることを報告した。

4.その他

(1)「911246祈りと礼拝の時」(大船渡教会にて)報告

藤盛勇紀総務幹事が、教団から石橋秀雄議長、佐久間文雄委員、藤盛勇紀総務幹事、計良祐時幹事の4名が出席したこと、全体で約60名の出席であったことなどを報告した。

(2)「東日本大震災緊急シンポジウム」関係報告

北紀吉委員が、シンポジウム参加者数は一日目(8月29日)が250名、二日目(同30日)が190名で計440名であったことを改めて報告したほか、献金総額が259,975円であったことを報告した。

(3) JEDRO(NCCエキュメニカル震災対策室)関係報告

大村栄委員が、9月15日に開催されたJEDROの委員会に出席したことを報告した。

(4)「3.11東日本大震災を心にとめ、死者への追悼・被災者への慰め・被災地の再生を求める礼拝」関係報告

秋山徹関東教区議長が、9月11日午後、カトリック中央協議会とNCCが主催して標記の礼拝が下谷教会においてもたれ、教団の救援活動について報告したことを述べた。

Ⅱ.審議事項

1.仙台「エマオ」専従者人事について

2012年4月以降の仙台における専従者の雇用を決定した。

2.支援基準に関する件

被災教会会堂再建・復興支援基準に関する話し合いにおける合意事項を確認した。

<被災教会支援基準>

・被災教会への支援は、建物(教会堂、牧師館)の「再建」(土地・建物共に被災前の状況に戻すこと)と「復興」(土地・建物共に新たなプランのもとに復興すること)の二つに分ける。

・「再建」の場合は専門家による再建額の査定を行なう。「復興」の場合は教会における復興プランを教区において吟味し、さらに教区・教団における査定を経た上で費用の算定をする。その際、支援の上限額を定める。

・以上のように算定した支援額について、教団対策本部会議において承認を得た上で執行する。

<資金貸付会計(仮称)設置>

・再建・復興のための資金の手当てとして、教団として資金貸付のための会計を新たに設置する(財源は教団内における流用可能な諸資金、各教区所有の資金など)。

3.具体的な支援に関する件

(1) 会津放射能情報センターへの支援について

会津放射能情報センターの活動について、東北教区においてその活動の位置付けがなされていること、および、同センターの活動が福島県全域に関わるものであることをあらためて確認し、今後、東北教区を経由して提出される支援要請に対して教団として支援することとした。

(2) 短期保養プログラムについて

福島の子どもたちを対象とする短期保養プログラムについて検討し、一度実施して、それからその後のこと(継続して実施するかどうか)を検討することとし、その実施費用を支援することとした。

(3) 遠野自殺防止センターとの関係について

日本基督教団による自殺防止センターの活動の支援のための「覚書(案)」を承認した。

(4) 関係諸施設への支援について

牧人会あだたら育成園からの再建整備事業への支援要請(地盤沈下被害に遭った敷地の地盤強化費の支援要請)と、社会福祉法人堀川愛生園からの支援要請(施設改築費用の支援要請)について検討し、高橋和人東北教区議長が教区に持ち帰り、支援内容(国や県からの補助金の見込みや、借入れおよび返済計画など)について確認した上で、あらためて教団に支援要請をすることとした。

(5) 教会関係幼稚園・保育園へのエアコン設置支援について

東北教区から支援要望が出された幼稚園・保育園へのエアコン設置のための支援(総額8,307,963円)を決定した。

4.海外献金プロジェクトに関する小委員会設置に関する件

海外献金プロジェクトに関して、本救援対策本部内に「海外献金プロジェクト小委員会」を設置して取り組むこととし、4名の委員を選任した。

・長崎哲夫(招集者)、藤掛順一、大村 栄、佐久間文雄

5.募金達成方策に関する件

国内募金の推進に関しては、11月29日に開催する教区議長会議で協力を訴えることとした。

なお、教団の全信徒に月額500円の献金を呼びかけたり、週一人100円の献金を5年間続けることを呼びかけるなど、祈りと献金運動の具体的な取り組みも提案してはどうかとの意見も出された。

6.広報活動に関する件

ホームページの運営状況について確認した後、各教区の対応や救援対策本部事務局(11号室)の情報を、教団においてできるだけ集約することとした。

7.「東日本大震災緊急シンポジウム」報告書発行に関する件

シンポジウムの報告書発行について協議し、当初より出版することを前提として開催した(各発題者および講演者の了解を得ている)ことでもあるため、教団出版局が本として出版することを承認した。

8.「311246祈りの時」集会開催に関する件

2012年3月11日に震災から一年の記念の集会を開催することについて協議し、集会開催の具体的な企画をシンポジウム開催準備委員会が検討することとした。また、教区議長会議でもそのことについて提案し、話し合うこととした。

Ⅲ.次回(第7回)会議開催予定

2011年12月2日(金)午前11時~午後5時、教団会議室にて開催する。

閉 会 祈祷 北紀吉委員

※これは、教団救援対策本部会議の正式な議事録ということではありません。

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