教団救援対策本部 第八回会議

東日本大震災 日本基督教団救援対策本部 第8回会議 決議事項

日 時 2012年1月10日(火)午前11時~午後4時20分

会 場 教団会議室

出席者 委員 石橋秀雄、岡本知之、雲然俊美、北 紀吉、佐久間文雄、長崎哲夫、大村 栄、藤掛順一、

稲松義人

幹事 内藤留幸、藤盛勇紀、加藤 誠、大三島義孝、計良祐時、道家紀一、野村和正

欠席者 委員 田中弘志

陪席者 邑原宗男(奥羽教区議長)、高橋和人(東北教区議長)、秋山 徹(関東教区議長)、

岸 憲秀(全国教会幼稚園連絡会)、小宮山剛(教師委員長)、

竹澤知代志(教団新報主筆)、前北未央(救援対策本部職員)、伊東正道(信徒の友編集部)

開 会

Ⅰ.聖書 ヨハネの手紙 一 5章20節  祈祷  石橋秀雄本部長

Ⅱ.議事日程承認の件(陪席者承認を含む)

別紙資料により議事を進めること、および陪席者を承認した。

Ⅲ.前回記録承認の件

別紙第7回会議(2011年12月2日開催)記録案の一部を訂正し、承認した。

議 事

Ⅰ.報告事項

1.           募金関係報告

1月5日現在の募金状況として、国内募金が2億1273万1987円、海外からの献金が2億117万3258円となっていることの報告を受けた。

2.海外献金プロジェクト小委員会、救援対策本部事務局(11号室)報告

(1) 海外献金プロジェクト小委員会報告

大村栄委員(海外献金プロジェクト小委員会書記)が、別紙資料により小委員会での承認事項を報告した。

(2) 事務局(11号室)報告

加藤誠幹事が別紙報告書(月報、出張報告書、実施報告書ほか)に基づいて、盛岡大学における被災した学生に対する奨学金支援状況の報告、および、仙台エマオ、石巻エマオ、遠野自殺防止センター、短期保養プログラム、会津放射能情報センター等の活動報告をし、これを承認した。

3.教区報告

(1) 奥羽教区

邑原宗男奥羽教区議長が、教区常置委員会および支援委員会での検討内容、大韓イエス教長老会からの支援金、被災教会の状況等の報告をした。

また、「奥羽教区東日本大震災教区内被災教会支援会計」報告として、12月末での収入累計が60,409,146円(教団からの1050万円を含む)、支出累計が17,413,133円、残額42,996,013円となっていることを報告した。

(2) 東北教区

高橋和人東北教区議長が、被災教会の負担金減免支援、「エマオ」関係、教会救援復興委員会(教会付属関係施設放射線被害支援執行、放射線関係小委員会による緊急対策マニュアル作成・配布決定ほか)、建物復興関係小委員会(設計士による簡易診断実施、岩沼教会塔部分解体補修完了、鹿島栄光教会基本プラン検討ほか)、東北ヘルプよりの要請(日本版CPEのための寄付講座開設への協力依頼)、会津放射線情報センター(医師による健康診断実施計画ほか)等の報告をした。

また、「日本基督教団東北教区東日本大震災教会支援特別会計」報告として、11月末での収入累計が104,470,182円(ただし教団からの1050万円等を含む)、支出累計が60,433,593円、残額(繰越金)が44,036,589円となっていることを報告した。

(3) 関東教区

秋山徹関東教区議長が、被災教会の状況(水戸自由ヶ丘教会会堂・牧師館修復工事完了、益子教会修復工事完了)、アジア学院訪問、被災支援委員会の取り組み(支援ニュース発行、竜ヶ崎幼稚園復旧工事関係、甘楽教会および下館教会の被害状況、被害状況と支援希望額調査のための文章発送、今後の予定ほか)等について報告した。

(4) 東京教区

岸憲秀教師(千葉支区長)が、安食教会への支援内容について現在検討中であることを報告した。

4.その他

・支援基準検討小委員会

雲然俊美書記が、12月26日に開催した支援基準検討小委員会において、被災教会の再建・復興計画について各教区からの報告を受けた後、教団としての支援基準について検討し、「被災教会支援金配分要綱案」(別紙)を作成したことを報告した。

Ⅱ.審議事項

1.被災教会支援金配分要綱案について

支援基準検討小委員会から「被災教会支援金配分要綱案」および別紙「教会堂・牧師館再建・復興工事支援申請書〔教団受付分〕」が提案され、質疑応答および意見交換の後、これを承認し、今後、3月からの実施に向けて準備を進めて行くこととした。

「被災教会支援金配分要綱」

  (1)支援対象

会堂および牧師館とする。

(2)支援方式

①支援金は支援希望額の50%を一応の目途とする。

※支援希望額は各教会と当該教区の検討を経た調整額とする。

②支援金は、各教区で定める優先順位により順次配分する。

(3)支援開始時期

支援金配分の時期については、教団における支援希望額の精査を終了次第開始する。なお、第1期支援は2012年3月より実施する。

(4)貸出制度の創設

支援希望額の50%を上限とした貸出制度を設ける。なお、規則は別途定める。

(5)支援金の交付

各教会は事業収支計画書、実施計画書を教区を経て教団に提出し、教団より決定通知書を交付する。なお、書式は教団所定の書式による。

以 上

   関連して、佐久間文雄委員から以下の「教会堂及び牧師館建築資金貸付け要綱」(案)が提案され、返済開始時期や原資をどうするのかといったことについて意見が出された後、次回さらに継続して検討することとした。

「教会堂及び牧師館建築資金貸付け要綱」

    この資金の貸付けは、下記の要件を満たすものに貸与するものとする。

<対象>

第1条 東日本大震災により被災した教会及び牧師館を建築する場合、日本基督教団に支援金交付を申請した教会に限りこの資金を貸与する。

<貸付け限度額>

第2条 日本基督教団に支援金交付を申請した金額の半額を貸付け限度額とする。

<返済期間>

第3条 この資金の返済は、貸し付けた月を含む10年以内に返済するものとする。

<利息>

第4条 この資金の貸付け利息は年利0.1%とする。

<申請方法>

第5条 この資金の貸付けを希望する場合は、日本基督教団の定める様式に基づき各教区に申請し、その必要性について慎重審議の上、日本基督教団に申請するものとする。

<資金流用の禁止>

第6条 この資金の貸付けは日本基督教団が教会堂及び牧師館建築に必要とする資金を貸し付けるものであり、如何なる他の目的に流用してはならない。もしその事実が判明した時は、貸主からの通知催告がなくても当然に期限の利益を失い、ただちに元利金を返済する。

付則

この要綱は、     年  月  日より施行する。

2.海外献金プロジェクト小委員会からの提案事項に関する件

(1) 仙台エマオ専従者について

教団新報の公募「①東北教区被災者支援センター(通称:エマオ)有償ボランティア」に応募した齋藤篤氏(前岩本教会主任担任教師)の雇用を決定した(雇用期間は2012年1月10日~3月31日)。

(2) 11号室有償ボランティアについて

教団新報の公募「②救援対策本部室(通称:11号室)有償ボランティア」に応募した杉山真里菜氏(2012年3月国際教養大学卒業予定)の雇用を決定した(雇用期間は2012年2月1日~3月31日)。

(3) 日本版CPE(臨床牧会訓練:Clinical Pastoral Education)のための寄付講座設置プロジェクトについて

東北ヘルプ(仙台キリスト教連合被災支援ネットワーク)より依頼があった、東北大学文学部に寄付講座「実践宗教学」を設置する(東北大学文学部に、東北ヘルプ等が事業主体となり、宗教者と学生を対象に日本版CPEを開講し、修了者には日本スピリチュアルケア学会による資格認定の道を開く)ための資金助成申請(3年間の予算9700万円の内、3000万円の支援依頼)について協議し、本救援対策本部会議から三点の要望(①受講生には東北大学以外からの学生も受け入れてほしいこと、③資金援助については仏教界からも応分の負担をしてほしいこと、②教授陣にぜひキリスト者を入れてほしいこと)を付して、3000万円を支援することを決定した。

なお、その要望を東北ヘルプに伝えるために岡本知之副本部長が赴くこととした。

(4) 牧人会あだたら育成園への建物改築費追加補助申請について

加藤誠幹事が、佐久間文雄委員と共に牧人会あだたら育成園を訪問し、施設の被害状況を確認した上でのこととして、前回決定した1000万円の支援(申請額は2000万円)に加えて、さらに1000万円の支援ができないだろうかとのことを11号室からの提案として述べた。

これについて協議し、牧人会からあらためて理由を付して東北教区を通して再申請をしてもらい、その上で次回の本救援対策本部会議で扱うこととした。

(5) 釜石における自殺防止センターの活動について

前北未央職員が、釜石市社会福祉協議会より、同市においてもたれている「おちゃっこ会議」に出席し、全体としてボランティアの数が減っている中でボランティア各団体がお互いに連携して関わりをもって行くこと、高齢化社会の中で被災した釜石における仮設在宅で起こる問題は大きなものであること、被災された方で仮設住宅に入居していないで在宅でいる世帯が400世帯以上あることなどが話題となったことを報告した。

なお、釜石において釜石市社会福祉協議会と自殺防止センターとの間で意思疎通の行き違いがあり、同市における同センターとしての活動は難しい状況にあること、「おちゃっこ会議」のメンバーに加えられたということは意義があることであり、今後教団として真摯にかかわっていくことが大事であると思われることを述べた。

その後、意見交換をし、釜石における自殺防止センターの活動については一旦休止とし、新たに次の活動の計画を練ること、ドライバーの雇用については当面今の条件で働いていただくこととし、次回会議において再度検討することとした。

3.募金達成に関する件

国内募金達成に向けて協議し、募金達成のために一番大切なことは募金の使途を明確にすることであるとの意見が出されたほか、地区や教区の総会でアピールできるような資料や画像などの説明キットのようなものがあるとよい(11号室が資料を出して専門家に作成してもらうなど)、各教区での募金活動の取り組みを紹介してはどうか、国内募金の振替口座名と番号を教団新報や救援対策本部ニュースに毎回掲載してほしいといった提案がなされた。

4.「311246 祈りの時」集会開催に関する件

藤掛順一委員(シンポジウム、3・11諸集会準備委員会書記)が、同準備委員会において検討していることとして、2012年3月11日に全国の諸教会において祈りの時をもつことができるように、「祈りのしおり」といったものを作成すべく準備中であること、および、教団として集会を開催することについてはまだ検討中(各教区で行なう集会に教団から誰かを派遣したり、教団が共催するような形をもつなど)であることを報告した。

また、8月末にもたれた緊急シンポジウムの記録集である『現代日本の危機とキリスト教』が出版され、各関係者・関係機関に送付したことを報告した。

5.広報活動について

『東日本大震災救援対策本部ニュース』第2号発行に向けて、各教会においてもコピーや印刷をしやすいような白黒印刷としてほしい、一面に募金の口座名・番号を明記してほしい、および、会計報告を分かりやすく掲載してほしいなどの要望が出された。

Ⅲ.次回(第9回)会議開催予定

2012年2月27日(月)午前11時~午後5時

閉 会  祈祷 高橋和人東北教区議長

※これは、教団救援対策本部会議の正式な議事録ということではありません。

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