【4576号】文理・条理に徹した解釈で答申 委員個々の思想信条をこえて 信仰職制委員会

第34総会期第一回信仰職制委員会は三月三日、四日の両日、教団会議室で七名の委員が集まって開催された。委員長に岡本知之氏、書記に井ノ川勝氏を互選し、まず信仰職制委員の任務について話し合った。
委員会の主要な職務である諮問への答申に関しては、委員個々の思想信条をこえて教憲・教規の文理・条理に徹した解釈を基礎として答申を作成する努力をすることを確認し合った。
次に式文改訂小委員会委員の報告を聞いた。同小委員会では、既に結婚式文案を作成し、次いで葬儀式文、礼拝指針と礼拝式文の作成を行いつつある。結婚式文については改訂案を常議員会に送って検討が始まっている。
また前期委員会よりの申し送り事項として、次の三項目があることを確認した。
①出版局の要望による教会暦行事のリスト作成。
②総務担当幹事の要請による教規等における条文の整備。
③葬儀式文の検討。
続いて本年一月一八日付で教団総幹事より出された教規一二八条の「教務教師」の扱いについての諮問を取り扱った。これは二〇〇〇年八月に提出した信仰職制委員会の「教務教師の取り扱いを受ける者の範囲」(教規施行細則第八条)に関する答申で対応しきれない点について、再度諮問されたものである。
週一時間担当の時間講師も教務教師として登録することの是非や、本人による辞任申請がなされないが明らかにその職に無い教務教師についての扱い方などを内容とする。
改めて関係の条文を検討し、今回の答申では、教規施行細則第八条に言う「キリスト教学科の担任者」の範囲を明確に示すこととした。またこれに関連して、教務教師の登録に関する諸規定の整備が必要であり、教規施行細則に追加することが望ましい旨表明した。
この過程で、神学教師と教務教師の区別について若干不明瞭な点があることが挙げられ、今後の検討課題とした。
(大村 栄報)

【4576号】新たなスタートを切る 設立五十周年に向けて 宣教研究所

三月八・九の両日、第34総会期の第一回宣教研究所委員会が教団会議室において開催された。
前総会期において、宣研は、規定の改定を行い、さらに規定に存在しなかった教団史料編纂室の廃止を決定した。また、長きにわたり宣研のために多くの働きをされた戒能信生氏は、今年三月をもって宣研の実務スタッフを辞する事になった。これまでの多くの働きに感謝したい。
そのような意味でも、今総会期の宣研は、新たなスタートを切る事となった。特に、今総会期の課題は、宣研に与えられた使命の明確化とその組織作りに焦点が絞られると考えられる。
特に宣研は本年十一月に設立五十周年を迎える事になる。その期を迎えるに当たって、その設立当時の役割とその重要性を再確認する事は重要な使命と考えられる。
現在、日本基督教団は、財政問題をはじめとして、伝道の思いの行き詰まり感すらもある。特に地方における宣教の課題の取り組みについては急務である。現在の宣研の力や諸事情から考えるとこれらの問題に対してどこまで取り組めるのかという疑問は残る。しかしながら、設立当時、熱き伝道の思いに始まった宣研の「伝道と教会形成に関する諸問題を研究する」という精神は、今日でも受け継ぐべき大切なことといえる。
もう一点は、教団にある歴史的資料の整理と保存、さらにこの資料に関する問い合わせ窓口業務がある。これについては、事務局との協議を含め、資料室細則を検討して行く必要性があり、これも今総会期の課題の一つである。
組織については以下のように決定された。
委員長に橋爪忠夫氏(洗足教会)、書記に加藤幹夫氏(阿漕教会)。宣研執行機関として、今まで総幹事が宣研の幹事として担当してきたが、今期から宣研担当幹事として計良祐時氏が加わることとなった。
他に、実務スタッフとして、川上智世江氏、中村哲信氏、中村喜信氏が承認され、さらに宣研から暫定的に資料整理員として柏井創氏が選ばれた。
(加藤幹夫報)

【4576号】宣教方策会議開催で一致 障害者差別問題小委員会委員選出 宣教委員会

第34総会期第一回宣教委員会が三月八~九日、教団会議室にて開催された。開会礼拝を知花正勝委員が担当し、マタイ福音書第十五章三二~三九節の群衆を憐れまれる主の姿を朗読し、「与えられる豊かさを受け継ぎ、奇跡を信じて歩み、この方によって支えられ、救われた者として仕え、神が私たちの教団を祝福してくださるように」と説いた。
組織会では、互選により委員長に岩﨑隆氏(六ッ川)、書記に藤田義哉氏(玉川平安)が選任された。
前期委員会からの申し送り事項を上田博子担当幹事が報告し、常設専門委員会等の報告が行われた後に協議に入った。
協議の主要事項は、宣教委員会の活動について、特に前総会期に開催できなかった宣教方策会議の件である。これは前総会期委員会で、宣教理解を巡って異なる認識のまま慣行的に開催することは開催主体として無責任な結果を生むことになるとの共通理解から開催を見送っていた。しかし可能な限り未調整部分を整理し、開催に向けての糸口を探る議論を継続し、学びを重ねてきた。今期委員会は、この流れの上で、何らかの実りを結ぶべく、開催する方向で一致し、準備に入ることを確認した。
自主活動団体認定申請について、「日本キリスト教保育所同盟」ならびに「日本基督教団全国教会幼稚園連絡会」の二団体から認定申請が出されていた。この承認に向けて教区との関係および位置づけに関して、更に確認と精査をしてゆくこととした。全国教会婦人会連合は教団交付金がゼロとなったことを、宣教委員会としても見守ってゆくこととした。
障害者差別問題小委員会について、招集者は柴田もゆる委員を抽選により選出した。また委員は、藤崎義宣、長尾邦弘、鈴木恭子、田中文宏、多田裕志、堀眞知子の各氏を選任した。尚、本小委員会の担当幹事の勝山健一郎氏に財政状況を明確にするよう要請することを申し合わせた。今後も小委員会の活動について協議してゆくことを確認した。
聖書注解書刊行については(清算処理)、第33総会期第五回常議員会決議に基づき、対処することを確認した。    (藤田義哉報)

【4576号】教師検定試験公告

二〇〇五年秋季教師検定試験を左記の要領で行います。
一、受験要綱と受験願書の提出期限
受験要綱と教団指定の願書用紙は一六〇円切手を同封し、正教師受験志願者か補教師(A、B、Cコースの別も)受験志願者かを明記した上、封書でお申し込みください。願書と必要書類を整えて、受験料とともに所属教区に提出してください。
教区締切 六月九日(木)(教区により締切が異なりますので、教区事務所に確認してください。)
教団締切 七月七日(木)(各教区から教師検定委員会に提出する際の締切です。)
*受験料は正教師一万三千円、補教師一万円。
二、正教師の「説教」「釈義」の課題テキスト
①旧約 ヨエル書三章一~五節
②新約 マタイによる福音書十五章二一~二八節
三、正教師の「神学論文」の課題
『今日における宣教の課題』。「特に~をめぐって」という副題をつけ、ご自分の伝道・牧会をふまえて神学的に論述してください。
四、正教師の「組織神学」の課題
「三位一体の神について、三一論の成立の歴史をふ まえて論述してください」                          五、補教師の「説教」「釈義」の課題テキスト
①旧約 創世記十二章一~九節
②新約 コリントの信徒への手紙一・一章十八~二五節
※コースによって異なりますので、必ず受験要綱でご確認ください。
六、補教師(Cコース第三年)の牧会学の課題
『牧会とは何か』について論述してください。
七、提出締切について
当委員会への提出締切日は、「説教」「釈義」に関しては、七月七日(木)必着、「神学論文」「組織神学」「牧会学」に関しては、七月十一日(月)必着です。
八、学科試験と面接について
学科試験は九月二七日(火)東京及び京都、面接は九月二八日(水)に東京、九月二九日(木)に京都にて実施します。詳細は受験志願者に通知いたします。
不明な点は直接、当委員会へお問い合せください。
二〇〇五年四月五日 日本基督教団教師検定委員会
〒一六九-〇〇五一 東京都新宿区西早稲田二-三-一八-三一 TEL(〇三)三二〇二-〇五四六

【4576号】『信徒の友』四〇年の歩み(下) 信徒の霊性を養うことを使命に

一九六七年に佐古純一郎氏に替わって高見澤潤子氏が編集委員長となり、また石井錦一牧師が一九七二年から原田洋一氏に替わって編集長を務めた。教団紛争が渦巻く時代であったが、高見澤・石井時代は、編集委員たちの協力も得て教団内で様々な立場が林立する中で教団政治に直接関わることはできるだけ避け、信徒の信仰生活にもっぱら焦点を当てて霊性が養われるようにとの使命を自覚し編集されてきたと言えよう。その特集テーマを拾いあげてみてもこの傾向を確認することができる。
『信徒の友』の歴史はよき執筆者によって支えられてきた歩みであることを痛感する。三浦綾子氏の『塩狩峠』をはじめ、辻宣道氏による『教会生活の処方箋』、石井錦一氏の巻頭の祈りをまとめた『祈れない日のために』等誌上連載から単行本にまとめられたものも多数挙げることができる。連載がそれぞれの教会で話題になり、それだけ信徒の信仰生活に深く関わっている月刊誌となっていることがうかがえる。
特集テーマの選定もこれまで重要視されてきた。一方に教会暦などをふまえ教会生活の基本に立つことを据え、また他方マンネリ化しないように様々な展開が工夫されてきた。編集する側から一方的に読者に伝えるのではなく、いかにして読者の信仰生活に密着できるかが課題とされ、そこから信徒の生の信仰生活からの証しが大事な展開として採り上げられてきている。
一九九五年石井錦一編集長に替わって大宮溥氏が編集長に就任、同じく高見澤潤子氏に替わって小中陽太郎氏が編集委員長となった。この時代、より広い視点に立ち、総合雑誌的な性格をもつことが今まで以上に検討されていった時期となる。
今日一般的に書籍離れの傾向が指摘されている中で『信徒の友』の中心読者層は調査によると五十代以上の女性の信徒である。高齢化の現実が及んでいる中でいかに次世代の定期購読者を維持するかが課題となっている。
本誌が諸教会とのつながりを大切にしてきた点から言うと写真入りで掲載している「ここに教会がある」を挙げることができる。他の特集は変遷があるが、このコーナーはもっとも長く続けられ好評を得ている。一七〇〇を越える教団諸教会等の中で取材した教会はまだ半数ほど、今後もこれは継続される。
これからも本誌が諸教会の信徒に愛読され、それぞれの教会がキリストの体として成長し、信仰生活が豊かなものとされるよう願っている。また『信徒の友』に結集されたそれぞれの信仰に裏打ちされた力が、さらに日本の社会に広くキリスト教文化を造り上げていくことに貢献できるよう願っている。
(『信徒の友』編集長 古屋治雄)

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