【4575号】四月から更に有利になる 会堂共済組合の制度

全てのご契約について補償対象が広がります。特約の分担金は不要ですが、ご契約更新時から料率が改定され、分担金が変わります。どうぞよろしくお願い申し上げます。詳細は組合事務局までお問い合わせ下さい。

【4575号】出版局からのお知らせ

1997年2月に『讃美歌21』を刊行して以来、今年で8年を迎えます。この間、わたしたちの期待を越えて、何十万という多くの方々に受け入れられていることに大きなよろこびと感謝をおぼえます。
1998年5月、『讃美歌21略解』編集にあたって判明した作者生没年他の新しい情報を加え、若干の誤記・誤植を「正誤表」という形で公表いたしましたが、その後、「ガリラヤの風かおる丘で」(57番)の作詞者 別府信男氏より、歌詞間違いのご指摘をいただきました。『讃美歌21』の校正の際には、先生ご本人もわたくしどもも見落としてしまっていた間違いでした。お詫びして次のように訂正させていただきます。「2節(誤)弟子たちに→(正)弟子たちを」。『讃美歌21』本文は2001年12月発行以降の版から訂正させていただいておりますが、それ以前のものについてはお手数ですが、ご訂正の上お用いくださいますようお願いいたします。
また93―4―1 使徒信条Bの文言についても、従来の教会教育用口語訳どおりであることは、既に各方面にお知らせしておりますが、ここであらためて確認させていただきます。「(誤)マリアより→(正)マリアから」
版によって訂正されているものとそうでないものが混在し、また訂正の周知徹底が不足しており、皆さまにお手数やご不便をおかけしておりますことをお詫びいたします。これを機会に、再度すべての見直しと点検を行いましたことをご報告させていただきます。
今後とも、『讃美歌21』をよりよいものへと整え、普及につとめてまいります。引き続きご理解ご協力を賜りますようお願いいたします。そしてこれからも共に神さまへの賛美の声をあげてゆきたいと願います。
本案内および今後の訂正・変更情報は、ホームページ http://www.bp.uccj.or.jp にも掲示いたしますのでご参照ください。
日本キリスト教団出版局
局長 秋山 徹
日本基督教団讃美歌委員会    委員長 今橋 朗
〒169―0051 東京都新宿区西早稲田2―3―18、TEL03―3204―0482(2005年3月10日~5月9日)

【4575号】教務教師 神学教師からの声

心の隙間
塩見 耕一
(北星学園余市高等学校宗教主任)

北星学園余市高校。この何年か「ヤンキー先生」という愛称で義家弘介先生が話題になった学校です。それ以前から高校中退生や不登校経験者などを積極的に受け入れてきた高校です。
転編入制度を設け、こうした生徒たちを日本全国から受け入れ始めたのは今から十八年前でした。このときからこの学校は全国の若者が抱えている問題の噴出する最先端の場となったのです。暴力、いじめ、などはそれ以前からもありました。そうしたことに逃げずに正面から取り組み、生徒たちと一緒に集団の中で問題を解決してきたという自信があったから新しい歩に踏み出したのです。しかし、そこに集まった若者は義家少年をはじめ心に痛みを抱えやり場のないいらだちを抱えた子ども達だったのです。格闘の日々が始まりました。ありったけの知恵と力を出し合って祈りつつ対決する毎日でした。
時代と共に常に若者を取り巻く最先端の問題がこの学校には持ち込まれてきました。最近の課題は薬物問題と携帯電話の出会い系サイトの問題です。薬物の問題はアメリカなどでは教育の最重要課題として捉えられているということを聞いたことがあります。日本でも若者を取り巻く実態を知れば知るほど、驚くほど身近なところにごく当たり前のように存在しているのです。都会も地方も関係ありません。また、最近は心療内科などで大量に処方される抗うつ剤、睡眠薬などの処方薬乱用も大人が気付かない間に急速に広がっています。また、携帯電話から気軽にアクセスできる出会い系サイト、そこにもお金をほしがる女の子の心の隙間につけ込みそれを利用しようと待ちかまえている醜い大人達が巣くっているのです。たった一度の過ちから管理売春の組織に組み込まれていったり、薬物の地獄に引き込まれていってしまいかねないのです。とにかく若者を取り巻く現代の環境は私達の想像をはるかに超えて危険に満ちあふれています。
危険に満ちあふれたこの状況の中でどのように子ども達を救っていけるのでしょうか。もちろん全ての子どもがこうした罠にはまっていくわけではありません。心に癒されない痛みを抱えている子、大きな不安を抱えている子、希望を持てずに迷っている子、自分の人生を諦めてしまっている子。こうした子ども達が抱える心の隙間に忍び寄ってくるのです。しかし、思春期のまっただ中にいる彼らにとって、こうした心理状況は決して特別なものではありません。誰にでもその危険性はあるのです。
北星余市の校歌の最後に「仲間、友情、団結」というフレーズがあります。今時「死語」のように感じるかもしれません。しかし、こうした深刻な状況に直面するたびに私達は、糸口はこれしかないという結論に達しています。子ども達の心の隙を狙ってくるこうした問題に立ち向かうには人間関係の中で心の隙間を埋めていくしかないのです。しっかりとした仲間の関係の中に立つものは仮面の下に隠れている正体を見抜くことも出来るし、はまりそうになっている仲間を救い出すことも出来るのです。具体的には生活改善運動(日常の生活の細かいところからダメな物はダメと言い合える人間関係作り)の展開などをしています。寮生活なども含め上っ面の付き合いではやっていけません。
凍り付いたような新入生の表情が雪解けのようにみるみる軟らかくなっていきます。そこには本当に無邪気な少年少女の姿が戻ってきます。未来に目を輝かせるかけがえのない若者がここにもいます。

【4575号】教区コラム 西東京教区

重い課題はたくさんあるが

吉岡光人

西東京教区の範囲は東京の中野区・杉並区と市部全域です。この辺りはこの四〇年ほどで、急激に住宅地化され人口の増加した地域です。このような地域ですので、三〇年~四〇年程前に開拓伝道を開始した、まだ若い教会が多いのが特徴です。「東京都」にはありますが、西東京教区内の各教会・伝道所の様子は都心にある教会とはかなり違っていると言うことができるでしょう。
一九七〇年代に、当時の東京教区西支区が「教区になろう」と決議してから既に三十年以上が過ぎました。この間にこの地域を取り巻く社会的事情は大きく変化しました。例えば、土地価格が高騰したため、一教会で土地を取得するということはとても難しくなってしまったというようなことや、「世界一大学が集中している地域」ではあるけれども、この時代にあって学生への伝道はとても難しいというようなこともあります。
しかし、教区化を願って決議したあの時の諸教会のスピリットを現在の西東京教区はしっかりと受け継いでいます。教区が誕生してもうすぐ丸六年が経とうとしています。難しい課題もたくさん見えてきましたが、教区が誕生した時に皆で「アーメン」と唱和した宣教の三本柱、「積極的に福音を伝道する教区」「諸教会が互助に努め、連帯する教区」「社会の課題に取り組み、地域に奉仕する教区」にうたわれている課題を果たすために、更に教区全体で祈りを合わせて行きたいと願っています。
(西東京教区総会副議長)

 

【4575号】「平和聖日献金」の一本化を協議 在日韓国朝鮮人・日韓連帯特別委員会

二月二一日~二二日、教団会議室において第34総会期第一回在日韓国朝鮮人・日韓連帯特別委員会が開催された。今期委員会は教団の緊縮財政で委員数が一一名から削減されて、酒井薫、◎芦澤雅子、尾崎風伍、 ◎土井桂子、米倉美佐男、宮崎達雄、◎吉澤惠次の七名となった。(◎は信徒)   招集者酒井委員による奨励の後自己紹介、委員長に酒井委員、書記に土井委員を選任し、秋葉正二前期委員長の要請陪席を承認して議事を開始した。主な議事と協議・決定事項は次の通り。
⑴「平和聖日献金」を韓国挺身隊問題対策協議会を通じて日本軍「慰安婦」被害者へ捧げる実務が「戦後補償を求める六委員会連絡会」から「戦後補償を求める委員会」そして「教団総幹事一任」となった経緯を聞き、現在総幹事と「課題を継承する連絡会」という 二通りでなされている募金及び送金の一本化の努力を委員長に要請した。
⑵外キ協関連=在日韓国朝鮮人の指紋押捺拒否運動の支援に端を発した人権擁護運動が 「外国人住民基本法」制定運動につながり、今年の国会請願署名は約九〇〇〇筆に達した。外キ協事務局担当委員として米倉委員を選任した。
⑶在日大韓基督教会と教団との宣教協力および 「日韓祈りの日(二月八日=三・一独立運動の宣言文が日本で発表された日、宣教協約締結の日)」の制定について。
⑷朝鮮基督教連盟との関わり=世界宣教協力委員会とも関わる。昨年、日朝米欧の教会が参加する「東山荘会議」の第二〇回会合が開かれた。韓国教会との連携も必要。
⑸ホームページ作成を宮崎委員に依頼し、運用について検討することとした。
⑹委員会通信を七月と一一月の二回発行することとし、七月の内容と執筆担当者を決定した。
⑺財政=活動資金を全国諸教会からの献金に頼っている委員会として、財政について協議。教会の理解、共感を得る活動、教会が支えてくれるメリハリのある取り組みが必要では、福音に立ち、自分の中の信仰的うながしに立って祈りつつ、やらねばならないことに取り組むなどの意見が出た。教区総会にあてて委員長からアピールを出すこととした 。
⑻吉澤委員から「尼崎入居者差別訴訟」についてアピール、またシリーズ「朝 鮮人強制連行調査の記録」の回読の提案があった。
⑼次回の委員会を九月一二日~一三日とし、委員の研修の時間を設けることとした。
(土井桂子報)

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