【4573号】教区コラム 東海教区

伝道について思う
北 紀吉

「教区コラム」の依頼を受けた。議長に引き続いて副議長に、とのこと。何処やらの教区総会では、「副議長は閑職だから手当ては減らせ」との尊いご意見があったとか。「議長事故あるときには」との規定故、無理からぬことか。今回のご依頼は、副議長には責任が無いので好き勝手に意見が言えるのではとのご意向でもあろう。しかし、「議長を助けて」ともあり、議長の思いを越えて好き勝手、無責任に書くことも出来ない。
東海教区では、十二月の臨時総会で福祉厚生規則の改訂を行った。福祉も厚生も同じような意味合いではとの思いもあるが、なによりも福祉・厚生は、伝道のためとの思いが募っての改訂である。と言うことで「東海教区伝道厚生規則」と表題からして変えた。東海教区の伝道への思いを受け止めていただければ幸いである。
近頃思うことがある。新来者の減少である。私の牧する教会では、昨年は前年より二十名ほど減少している。私自身の悪名によるのかも知れないが、日本社会の宗教離れが進んでいることも起因していよう。伝道とは具体的な方策を採ることである。現実の状況を正しく受け止めて具体的な取り組みをしなければならないと痛感している。
伝道は神のみ業。それ故にこそ共々に、「心を合わせて熱心に祈り」たいと思う。聖霊なる神が臨み、私共のなすべきこと、なしてはならないことを御示しくださるが故に。
(東海教区総会副議長)

【4573号】教区交換講壇について学ぶ 西日本五教区合同宣教研究協議会

一月二四日~二五日、岡山教会において、第四十二回西日本五教区合同宣教研究協議会が開催された。
東中国教区教師部委員長・延藤好英氏による開会礼拝に続き、九州教区・古澤啓太氏、四国教区・黒田若雄氏、西中国教区・西川晃充氏が各教区報告を行なった。
まず古澤氏は、宣教研究委員会二〇〇四年度の主な取り組みとして、①「九州教区年表(続編)」の作成②「九州教区と沖縄教区との関係史」(仮称)年表作成③奄美宣教史(仮称)作成④「教区通信」保守作業について報告された。
次に黒田氏は、今年度の宣教研究委員会の活動として、①互助の研究②伝道地図の作成③各個教会史に関わる資料収集④教区史年表(一九九八~二〇〇二年)の作成等について報告された。そして西川氏は、①教区宣教基本方針・方策の見直し②教区教職研修会③分区間協力における若干の提言について報告された。
夕食後の発題(一)と協議の時には、東中国教区議長・宇野稔氏が今年度より開始した「教区交換講壇」について発題し、教会・信徒どうしの顔の見える関係づくりと、それを軸として、福音宣教の課題の共有と深化の大切さを力説された。
二日目の発題(二)と協議の時には、東中国教区において二〇〇〇年より隔年で開催されている「教区の集い」を手がかりにして、藤原寛人氏と草地大作氏が共同で発題をされた。両氏は、その開催に至るまでの経緯と、鳥取県西部地震によって問われた教区の連帯意識をふまえて、「教区の連帯と課題」を提言された。
二〇〇二年までは沖縄教区も交えて当協議会を行なうことができたが、今回も残念ながら「痛みを覚えて欠席します」との連絡を受けた。出席者全員で寄せ書きをし、次回協議会での再会を祈った。
なお当協議会は、教団主催ではなく西日本五教区の自主性によって開催され続けてきたもので、教団宣研はオブザーバーであることを確認し散会した。
(卜部康之報)

【4573号】議案否決と今後の取り組みについて協議 第一回年金局理事会

一月二一日、第34総会期第一回年金局理事会が開催された。
昨秋の教団総会に常議員会から提案した「教団年金危機打開に関する件」が否決されて初めての理事会であったので、議案否決と今後の取り組みについての感想と意見を、自己紹介とともに全員が発言した。  ▽年金財政が危機的状況にあることは理解できるとしても、その打開の為に、諸教会に献金依頼をするというやり方は安易に過ぎたのではないか。
▽給付カットと掛金アップを並行して実施するなど、大胆な改革をしないと献金に頼るだけではできないのではないか。
▽教団の年金制度はぜひ継続していきたいが、教会を取り巻く環境から考えると、議案の内容がやや大雑把ではなかったか。
▽教区としては年金より教師の謝儀保障に力を注いでいるのが実情である。
▽小規模教会が多い教区なので、財政的に厳しく、負担金減額の方向にある。
▽教団総会での声を謙虚に聞き、次回総会では賛同を得られる案を練らないといけない。今後の取り組みについては選択肢を再吟味することから始めたい。
▽年金受給者と若い世代とは考えることに温度差がある。年金問題を考える際には、三十代、四十代の視点を入れて一緒に考える必要がある。
▽教団総会での否決の意味は、沖縄教区の欠けたところで決議すべきではないということ、練り直してもう一度提案せよということだと思う。継続よりはよかったのではないかと思う。教団年金を永続させるための抜本対策を立案する必要がある。
▽議案提出にいたるまでの年金財政の検証の数字は正確であり、提案理由も論理的であったと思うが、理論的説得だけでは賛同は得られなかった。献金の負担能力とか、具体的に実行できる可能性とかを探ることが欠けていたのではないかと思う。
▽『隠退教師を支える運動』の議案が可決されたのは教団紛争の最中一九七八年であったが今日まで続いている。自発性のある献金だから続いている。経常収入額によって献金額の目安が決められたことに負担金化されるのではないかという不安と抵抗があったのではないか。
▽年金問題は本来、いわゆる右とか左とかいう教会政治とは無関係なはずであるのに、ひとつの側に与している理事長への反発があったと思う。その責任は大きい。
▽教団の現体制とか、大教会に対する不信のような感情があったように思う。今後は受洗者の減少、信徒の高齢化等を度外視はできないが、人道支援の募金ではなく、あくまでも献金の本質に立ち返って進めてほしい。
ついで理事長、書記の選任をおこない、理事長に小林貞夫、書記に高橋豊を再選、常任理事は、理事長、書記、疋田國磨呂、竹前昇総幹事の四名を再選した。
次回理事会は六月一六日~一七日開催予定。
(青地 恵報)

【4573号】灯を消すことのないよう祈り支える 中越地震・再建支援委員会

一月三一日、強い寒波襲来の中、関東教区三役の案内で「新潟県中越地震」被災五教会を訪問した。長岡駅に集合、車三台に分乗し、長岡教会から訪問を開始した。一台は十日町教会ボランティアセンターの車で、新井純牧師が一日同行して下さった。参加者は全員太平洋側の居住者。雪国新潟でも豪雪地の雪に驚かされながらの訪問となった。
各教会の牧師・信徒の方々から被害状況を伺うと共に建物を見学し、委員会の果たす役割の重さをひしひしと思わされた。各教会及び付属施設の被害程度は夫々だが、建物の復興のみならず、この困難な時に教会がそれぞれの地域で良き働きをされ、証をされたその灯を消すことのないよう皆で祈り支え合いたいと思った。
十日町教会ボランティアセンターの活動は今なお継続中である。奉仕される方々の健康を心からお祈りし、一日も早い再建・復興を共に成し遂げたいと願うものである。
翌二月一日は、十日町教会で第二回委員会が開かれた。事務局より第一報として、「新潟県中越地震被災教会会堂等再建支援のお願い」を各教会五部ずつ発送したとの報告を受け、今後当委員会のアピールをどのようにするかについて以下のような話し合いがなされた。
▽三月中旬を目処に、発足から支援の具体的内容、実状等を知らせる「委員会ニュース」を作成し、各教会へ配布する。
▽アピールは関東教区と別個に行うのではなく連携して行う方が良い。
▽関東教区では、これから順次開催される各教区総会へ、代表者を派遣したいとのことなので、その代表者に当再建支援委員会の文書を託すことを考える。
その他、「新潟県中越地震」に関する募金は現在のところ窓口が三つあるが、募金に対する信頼を損なわないためにも、常議員会に逐次会計報告を提出すること、各個教会へ配布するかどうかについては後日検討することが話し合われた。
(朝岡瑞子報)

【4573号】海外宣教を支え祈る 世界宣教協力委員会

第34総会期第一回世界宣教協力委員会が、去る二月四日、教団会議室において開催された。今期の委員は大宮溥、上内鏡子、木下宣世、小橋恵子、相良真彦、友川栄、村山盛芳の七名である。
まず委員会の組織がなされ、委員長に大宮溥、書記に木下宣世、実務委員に村山盛芳が選ばれた。
今期の委員の顔ぶれは新しく選ばれた人が多かったので、この委員会の役割や取扱う事項についての説明を受けながら十四項目にわたる報告を主として上田博子担当幹事より聞いた。
新委員の人たちは当委員会が多岐にわたる多くの事柄にたずさわっていることに改めて驚き、責任の重さを感じさせられた様子であった。
昼食後、協議に入り、まずスイス協約委員会の委員に鈴木重正、中道基夫、廣石望の三名を選び、台湾協約委員に大宮溥、村山盛芳、李孟哲の三名を選んだ。
その後、海外に派遣している宣教師の方々の辞任に伴う人事の件や、日本の任地に海外からの宣教師を受け入れる件等を協議した。
その中で特に覚えて祈ってもらいたいことは、サンパウロ福音教会に派遣されている小井沼國光宣教師が難病にかかられたことである。
そのため同師は昨年十一月に帰国され、検査を受けてこられた。
その他、以前からの引継ぎ事項である「常議員会よりの回付議案に関する件」(教団の世界宣教の姿勢に関する件)についても協議した。その結果、継続して作業を進めていくこととなった。
なお、今回の委員会には海外へ派遣された宣教師からの年度報告書が寄せられ、それぞれの宣教師の現地における働きの様子や生活ぶりがよくわかり有益であった。
委員会としては各委員が手分けしてこの年度報告書に対する返書を出すこととした。
最後に海外に派遣されている宣教師、海外から日本に派遣されている宣教師の働きに対し、神の導きを祈って閉会とした。
(木下宣世報)

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