【4592号】教区コラム 四国教区

伝道のための祈りと応援
野村忠規

室戸教会に出かけた。伝道集会の応援の為である。松山から高速で南国まで、そこでコーヒーを一杯。また気持ちを入れ替えて走った。しかし、走っても走っても走っても室戸は遠い。やっと町に入ると、商店街はみなシャッターを下ろしており、ただそこには強い海からの風が通り抜けていた。いやこんな所で牧師は、また教会はどんな気持ちで伝道しておられるのだろうか? 勝手に暗い気持ちになり、教会の前に車を止めた。しかし次の瞬間、これがどんなに愚かな想像であったかを知らされた。なんと教会は隣接地を購入し、伝道をさらに前進させようとしておられたのだ。この事は室戸の町の人々からも驚かれているとの事。教会はこの町の中で、同じ厳しい状況に立たされながらも、今も生きて働き給う神によって新たな幻を与えられ、新しい時代を生み出す共同体がここに立派に形成されていたのである。この事は、室戸の教会の牧師はじめ信徒の方々の、地道な歩みによる実りであることは言うまでもない。しかし、それと共に、この教会の戦いに励まされ、またこの教会と共に戦う地域の、また四国教区の教会の祈りの応援が、このような成果となって現れていることをも改めて知らされた。そう言えば、四国教区の教職、信徒の中で、この地域の伝道を支えるために販売されている「寒天」を食べた事のない人は一人もいないだろう。この伝道の為の祈りと地道な応援、これが私たちの教区の命なのである。
(四国教区総会議長)

【4592号】2004年度全国教会学校クリスマス献金贈呈 教育委員会

教育委員会では、毎年クリスマスに諸教会、幼稚園、キリスト教学校等にクリスマス献金を募っている。
これら全国の子どもたちからささげられた献金は、一部の事務費を差し引き、毎年、予め定められた目的でささげられているが、去る九月二二日、教団総幹事室において、二〇〇四年度のクリスマス献金を二団体の代表にお越しいただき贈呈した。
二〇〇四年度の贈呈先は、児童虐待の課題に取り組むカリヨン子どもセンターと、主としてネパールでの医療活動の働きをなしているペシャワール会で、それぞれ三〇〇万円を贈呈した。
今までは、献金を指定された振込先に送金するのみであったが、子どもたちの熱い祈りが少しでも身近なものとされ、お互いの思いをひとつとする意味でも、このような贈呈の仕方を取ることが相応しいと考え、今回このような形を取った。
なお、献金の送り先はこの他、継続的に支援しているアイヌ奨学金委員会があるが、クリスマスまでには贈呈しようと計画している。
(岸憲秀報)

【4592号】高雄めぐみ園(台湾)に信徒宣教師 宣教師派遣式

一〇月二〇日、髙久華子氏の宣教師派遣式が大宮溥世界宣教協力委員会委員長の司式、西田直樹平塚教会牧師の説教で、平塚教会付属二葉幼稚園で執り行われた。平塚教会が会堂建築中のためである。
髙久氏は台湾、高雄日本語教会付属めぐみ園に信徒宣教師として派遣された。説教の中で西田牧師は、山崎ミネ子元宣教師を派遣して十数年後に再び髙久宣教師を平塚教会から派遣することのできる幸いを述べた。そして、使徒言行録一八章一節から一一節に基づいて、アジアでの日本の立場を身に受けて生活していく中で、充分に恐れずに福音を語り続けるよう説いた。
派遣式後にもたれた茶話会では、平塚教会員や髙久宣教師の同労者であった二葉幼稚園の教諭が多数参加し、祝辞やエピソードを語った。また、山崎ミネ子氏、髙久氏の前任者である栢森幸子前宣教師もアドバイスとともに祝辞を述べ励ました。
高雄めぐみ園は二年前に園庭のある園舎が与えられ園児も増加した。現在二歳から六歳までの主に日本人と台湾人の園児四三名を保育している。
髙久氏はすでに高雄めぐみ園に赴任しており、一時帰国中の派遣式となった。
髙久氏はスピーチの中で、今年の三月のイースターに平塚教会で洗礼を受けたばかりであるが、二葉幼稚園を卒園し、教諭として奉職、そして今回宣教師として派遣されることになったのは、神が備えてくださった道であると信じている、と述べた。また、台湾人の園児との対話には苦労をしているが、歌を歌って対話を試みていること、異文化の中にあって、与えられた状況を何でも受け入れて、高雄での務めを果たしていきたい、との決意を述べた。
髙久宣教師の新しい歩みが祝されるように、一同祈りを合わせて会を閉じた。

【4592号】震災から一年、支援の輪の広がりを 「新潟県中越地震」被災教会会堂等再建支援委員会

一一月四日(金)教団会議室で第六回「新潟県中越地震」被災教会会堂等再建支援委員会が開かれた。関東教区被災支援センター統括主任の交替があり、今回より村田元原市教会牧師が陪席することとなった。
(1)事務局報告
◎「被災教会・被災地を覚える主日」に向け、中越地震支援ニュース№3を全国へ発送した。
◎ 被災信徒宅へのお見舞金(八、一一〇、〇〇〇円)を送付した。夫々の方からお礼状が届いている。
◎ 栃尾教会、長岡教会の補修費用(二、九八六、四九〇円)を送付した。
◎会計報告(一一月四日現在)募金額四四、三一二、一五三円。
◎一〇月一九日の三役打合せ会に、一〇月二三日、十日町教会で行なわれる記念礼拝に小林眞副議長の出席を要請。副議長が出席、挨拶をされた。
(2)関東教区報告
◎一〇月二三日記念礼拝には一三六名の出席があった。教団の関わりを感謝している。
◎栃尾・長岡教会は雪前に補修完了予定であるが、他の三教会は雪解け後に動き出す事となる。
◎時が経ち、人的、精神的な二次被害が現われてきている。また、宣教拠点の再興、再建として次代の教会を見つめ始めている。
(3)東京教区集会報告
一〇月三〇日午後二時より霊南坂教会で東京教区主催「中越地震被災教会を覚えて…関東教区からの報告と私たちの支援」の集会が開かれた。小出教会安藤昭良牧師のお話とDVDなど映像による説明で被害の状況を実感することができた。各個教会へ持ち帰り、支援の輪が広がることを願っている。このような集会を他の教区でも開いてほしいと思う。
(4)次回委員会
◎関東教区で行なってい る被災五教会問安、 連絡会に当委員会委員も出席してほしいとの要請に応え、次回委員会(二〇〇六年一月三〇日)を長岡教会で開くこととした。
(朝岡瑞子報)

【4592号】社会事業奨励日メッセージ

イエスはガリラヤで「教え、御国の福音を宣べ伝え、また、民衆のありとあらゆる病気や患いをいやされた」とあります。社会における「いやし」のわざは、主の働きの欠かせないものでありました。
ホスピティウム(暖かいもてなし)を語源としてホスピス、ホスピタルは生まれました。多くの社会事業がキリスト者たちによって始められたのもむべなるかなであります。教会は今や教会とは別法人であるとはいえ、このようなキリストのわざに励むキリスト教社会事業同盟の施設や働きを自分たちの働きの大事なものを専門的に共に担っておられる働きとして覚え、祈りましょう。
日本基督教団は一二月第一日曜日を、各教会がキリスト教社会事業を覚えて祈る日と定めています。私たちはこの日に各教会で、これらの働きのために、また、キリスト者でこの働きに献身している人たちのために覚えて祈りましょう。そして、このような働きのために献身していかれる人々をお互いの教会で育ててまいりましょう。
また、地域にキリスト教社会事業同盟の施設がある場合は、たとえ小額ではあっても祈りに覚えつつ支えたいものです。また、ボランティアを求めておられる場合には応じてまいりましょう。
日本の多くの教会では自分の教会を支えることがまず第一になりがちです。それはそれで尊いことです。しかし、そのことがいつの間にか教会のための教会にならないようにしたいものです。
二〇〇五年一二月四日 日本基督教団社会委員会

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