【4888号】消息

山口千代子氏(隠退教師)
 18年4月1日逝去、98歳。広島県生まれ。53年神戸神学院卒業。同年より神戸聖愛教会を牧会し、96年隠退。
 遺族は甥・山口眞理さん。

 

萩原義春氏(隠退教師)
 18年6月26日逝去、69歳。東京都生まれ。99年東京聖書学校卒業。同年より紀伊長島、玉野、都農教会を牧会し、18年隠退。
 遺族は妻・萩原かつ代さん。

 

篠田 潔氏(隠退教師)
 18年6月28日逝去、94歳。愛知県生まれ。56年東京神学大学大学院卒業。同年より半田教会を牧会し、98年隠退。
 遺族は息・篠田顯さん。

 

今井和登氏(隠退教師)
 18年7月16日逝去、97歳。朝鮮・忠清南道大田(現韓国・大田市)生まれ。53年関西学院大学卒業。55年より夕張清水沢、福山東、関西学院、芦屋三条、横田相愛、はりま平安教会を牧会し、01年隠退。
 遺族は娘・椿野宮さん。

 

鈴木廣德氏(隠退教師)
 18年7月18日逝去、86歳。山形県生まれ。57年東京神学大学大学院卒業。同年より富高、宮崎中部、別府不老町、蕃山町、仙台東一番丁、千歳教会を牧会し、06年隠退。
 遺族は妻・鈴木霧世さん。

 

山口寿明氏(隠退教師)
 18年7月30日逝去、77歳。鹿児島県生まれ。72年農村伝道神学校卒業。同年より中村、筑後福島、川内教会を牧会し、06年隠退。
 遺族は妻・山口博恵さん。

 

田尻かおり氏(高崎南教会主任担任教師)
 18年8月12日逝去、54歳。島根県生まれ。10年受允、13年受按。10年より仙台松陵、高崎南教会を牧会。
 遺族は夫・田尻真介さん。

【4888号】第5回部落解放全国活動者会議 「どうしたら部落差別はなくなるか」

 6月26日から28日、大阪市立信太山青少年活動センターにおいて、第5回部落解放全国活動者会議が開催された。出席者は51名。開会礼拝では斎藤成二活動委員長が担当し、マルコ9章33~38節の箇所で説教された。秋山徹総幹事に開会の挨拶をしていただき、東谷誠運営委員長より今回の活動者会議の目的「どうしたら部落差別はなくなるか」と題し講演された。九州教区、大阪教区、部落解放センターより活動報告を受け、自己紹介を行い、一日目を終えた。

 二日目、朝祷会では井殿準運営委員が奨励をし、「地域の取り組み」と題して、部落解放同盟和泉支部の支部長と青年部長に来ていただき、「部落解放運動には夢がある~私たちの部落解放への夢と挑戦~」と題して語っていただいた。お二人が生まれ育った和泉の町の実態を話され、なぜ、人権・解放が必要かを私たち一人ひとりに問われた。そして支部長の夢と挑戦では「自分の子どもや地域の後輩が差別されない社会をつくる」「住みたい、住み続けたい、誇れる『まち』にする」「様々な人とつながり、支え合える人間関係をつくる」「この地域で一番になる」などの夢と挑戦をするために、人権問題を他人事から自分事へ、マイナスの出会いからプラスの出会いに変えることなどが課題であると述べられた。

 午後より自己紹介の第二弾として、鈴木祈実行委員のもと、ワールドカフェ形式をとり「部落差別をなくすためにできる事」をテーマに語り合った。

 三日目の全体会議では、昨日話し合ったこと、特に「部落差別をなくすために自分ができる事」を一人ひとり発表し、自らの現場に持ち帰り行動することを宣言した。最後に派遣礼拝を池上信也実行委員が担当し、ルツ記1章1~10節、「ふるさと」の題で説教をし、会議を閉じた。 (平井克也報)

【4888号】伝道のともしび 伝道129年、これからの展望 東北教区・三春教会牧師 佐々木 威

 山と谷間に囲まれた人口1万8000人の小さな城下町に宣教されて、教会は129年、幼稚園は103年になります。谷間にあった教会は、朝10時に太陽が昇り、2時には隠れて太陽の恵みに乏しく、常駐の牧師と無牧とが2~3年毎に繰り返えされ、無牧の方が長い困難な時代が続きました。知り合ったと思ったら何時の間にか居なくなっていましたと就任時に語られました。放置された教会は、雨もりで屋根の支柱は腐食して釘が無く、トタンが乗っているだけ、ホールは犬猫の遊び場でした。

 私は三春教会に神様のご計画を信じて2度目の招きに応えて在任48年になります。1990年に太陽の恵み豊かな2千坪の土地に幼稚園と共に、移転しました。

 東日本大震災の被害は、はじめ建物の壁にヒビ割れだけの微少と思われましたが、90メートルに渡って擁壁が傾き隣地に1メートル移動したり、地盤が80センチ沈下して、ガス、水道、トイレ、浄化槽、2個の魚池、兎と象の特製大型コンクリート滑り台等の遊具に6450万円の被害を受けました。教団、教区から630万円、全国の諸教会、施設から377万円、国、県から3759万円の献金や補助金を頂きました。残りの1684万円の自己負担で返済の重荷を負うています。

 東電の放射能爆発汚染から7年経過していますが、今も幼児には、県外米、飲料水、副食等を家族と別食事を与えて、20年後の健康被害に脅えている家庭があることを忘れないで欲しいと思います。

 多くの方々から支援の物品、献金を頂いたことを心より感謝申し上げます。放射能汚染で、教会員の老兄姉4人が県外に家族と共に避難しましたが、帰ることなく召されました。キリスト者が、天父の許に召されると、寺の墓地に埋葬され、何時しか信仰の継承が断絶されてしまいます。保守的で因習の強く根差している地方の教会には、信仰の継承のために、教会墓地はどうしても必要です。

 市街化調整地域の境界線上の一画に、所有者の地主も知らない68坪の土地が、幼稚園の隣接にあることを発見して、神様に備えられた聖地として20年前に購入しました。避難した兄姉たちは、納骨堂の建設を遺言として献金をし、全国の128の教会、幼稚園から納骨堂建設の支援金として261万4093円の献金を頂きました。

 129年間、主に召された信徒と教会の絆は、皆無です。しかし、墓地があったら教会形成の土台は築かれ、信仰が継承されて、強い球根を残されたと思われます。東京電力の放射能汚染で離散の遺族との音信は不通。

 全国諸教会で、納骨にお困りの方がおられたら、三春教会が、神様に召された家族の兄姉としてお迎え致します。罹災者の遺言と祈りの納骨堂の建築が祝福されて用いられるようにお祈り下さい。

【4888号】教団・教区の業としての教誨活動

 第5回日本基督教団教誨師定期総会・研修会(隔年開催)が7月9~10日、オリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)を会場に、正会員93名中、14教区32名が集まり、開催された。その歩みは、教団伝道委員会の下での刑務所伝道委員会が1968年の教団機構改正で消滅。その働きを有志による教誨事業協力会が継承し『教誨マニュアル』なども作成、40年にわたり現場の教誨師の働きを支援してきた。

 しかし、矯正管区や他宗教との関係から、2009年に関係者が集い教団教誨師会設立準備委員会を組織。翌年、教団教誨師会設立総会を開催。設立目的を「日本基督教団における教誨師の働きを支え合い、宣教の使命を果たす」として事業協力会の働きを継承、全国からの献金や教団伝道委員会の支援を受ける任意団体として今日に至っている。

 昨年度『信徒の友』で教誨師の働きが取上げられ、多くの献金が献げられた。教誨師の働きは個人プレーと受け取られがちだが、関係者は毎回、教団・教区の業として教誨の働きに臨んでいる。

 講演では、長く教誨活動に携わる時久忠夫牧師(広畑キリスト教会)から『教誨師の働きを通して』と題し、しみじみと語る体験談に大きな感銘を受けた。現場で孤軍奮闘する者も、教誨師を始める者も、この研修会は大切な学びと意見交換の場となっている。

 教区報告では多くの教区で教誨活動支援が進む状況を聞いたが教区間格差はまだ大きいようだ。前総会より正会員3名減となった。働きの継承には様々な支援が必要だ。

 総会では加藤幹夫教誨師を議長に、他、運営委員・監事が選出され、「日本基督教団教誨師推薦規定」が決議された。

 来年、教誨活動の原点である北海道での研修会予算が承認、運営委員会で準備することとなった。近日上映予定の俳優大杉漣さん遺作映画『教誨師』が紹介され、聖書を抱え受刑者に向う姿に自らの思いを重ねながら散会となった。 (福島義人報)

【4888号】人ひととき 正村 明江さん 奥能登の教会で主に仕える

 輪島塗の雅びな教会看板。木造の小さな会堂に入ると、礼拝堂で『輪島教会100年史』を読みながら、笑顔の正村さんが座っておられた。

 奥能登・輪島の地で生まれ育ち、父母ともにクリスチャンホームで育った。両親はペンキ屋、後に民宿を営みながら教会へ。生まれてから今日に至るまで70年間、教会を離れたことがない。子どもの頃は、牧師を招いて家族でよく食事をしたという。仏教が根強い輪島の地で教会役員、毎週のオルガン奏楽(月一度を除く)を奉仕しつつ信仰生活を続けている。

 2015年、NHK朝の連続ドラマ「まれ」の舞台として一躍有名になり、奥能登に人が出入りするようになった。昔ながらの朝市のある、明るい港町。新鮮な魚、自然の恵みに囲まれたこの教会で幼児洗礼を授かり、金沢の北陸学院高校に入学。父親は厳格なクリスチャンで、高校時代も必ず礼拝に出席することを勧めた。下宿先の環境のため、涙の生活を強いられたが、高校時代に金沢教会で信仰告白をする。

 卒業後は岐阜、春日井、七尾で幼稚園教諭として働くなか、教会につながり続け25歳で輪島に戻ってきた。その後、メサイアをきっかけに始めたコーラスは、今も続けている。地域の小学生のハンドベル指導は20年程前に開始し、いつか教会で伝道のために演奏したいと願っている。

 「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」、山上の説教と共に、主イエスの十字架上のこの言葉が好きな聖句だと言う。私たちの罪のために十字架にかかり、救ってくださった神様の愛を知ることができるから、と。「私にしかできない輪島教会員としての奉仕、生き方があると思う」、と語る。

 およそ100年の歴史をもつ輪島教会を支え続けた誇り高い信仰は、十字架の言葉に支えられた信仰である。

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