【4919号】荒野の声

 アフガニスタンで支援を行う医師、中村哲さんが凶弾に倒れた。現地で信頼関係を築きながら、生活の基盤を整えて行った働きは、国家による支援では実現し得ない実りをもたらしていた。▼平和を望まない人々が、敵意の渦巻いていることを示そうとしたのだろうか。よそ者の活動を嫌う民族主義的熱狂が強まっていたのだろうか。罪が生み出す「隔ての壁」を思わずにはいられない。▼その壁は、私たちの現実でもある。先進国では、年々「孤立主義」が強まっている。殺害されたのが、ジャーナリスト、あるいは宣教師だったらどうだっただろう。死を悼む声と共に、「余計なことをするな」、「外国にまで出て行って、自分の価値観を押し付けるな」と否定的な声が囁かれたかもしれない。▼多くの経典や倫理、哲学が「人にされたくないと思うことは、人にするな」と説くのに対して、主イエスは「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」と語る。▼消極的な関わりから積極的な関わりに一歩踏み出す時、避けられない罪故の苦難が生じる。その苦しみを担う時に、愛が生きられ、実りが与えられることを心に刻みたい。

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