【4917・18号】伝道のともしび 聖書が語る愛の実践の場 中部教区・愛知老人コミュニティーセンター宗教主事 小田部正一

 愛知県日進市にある「愛知牧場」の周りに、南山教会を始め、愛知国際病院、アジア保健研修所(AHI)等と共に、隣接する形でシルバーホーム「まきば」(以下「まきば」と略す)が建てられています。これまで中部教区の諸教会・伝道所を中心として教団関係の皆様をはじめ、多くの方々の祈りによって歩んで来ることができたことを心より感謝しています。

 「まきば」は23年前に、隠退牧師の「終の棲家」としての思いを持ちつつ、介護付き有料老人ホームとしてその歩みを始めました。有料老人ホームとしての評価はもちろん、教団のセンターが運営するホームとしても、入居されたお一人お一人に寄り添い「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」(ローマの信徒への手紙12章15節・新共同訳)というキリストの教えのもとに優しさと喜びを伝え、育んでいく施設として介護サービス提供を行っており、良い評価を得ています。

 「まきば」は、これまで教団以外の隠退牧師を含め、5名の先生方を神様のみ許へと送りました。そして、現在は6名の隠退牧師並びに、そのお連れ合いが生活の場として入居しています。また、入居している約6割の方々がクリスチャンと多く、第1金曜日に行われる「礼拝・聖餐式」、その他の金曜日に行われる「聖書の集い」、第3週の主日を中心に行われる「ルツの会」(礼拝)、「聖書写教の集い」等、毎月定例で行われるキリスト教プログラムに参加してもらい、信仰生活を共に送っています。特に聖餐式は、介護食用のパンとぶどうジュースを協力病院の医師監修のもと、看取りの時まで可能なものを準備しており、本人が希望すれば最期の時まで聖餐に与ることが可能となっています。

 さらに、年間行事としては、受難日や、イースター、召天者記念、ボランティア感謝、クリスマス等、様々な時に礼拝として入居者だけではなく、ご家族やボランティアの方々と共に守っています。

 さらに、16名の常勤職員のうち半数である8名がクリスチャンであり、聖書が語る愛の実践の場としています。

 そして「まきば」は、入居施設としての働きだけではなく、これまでも近隣の教会や地域において、超高齢社会において身近な問題である「介護」に関する講演を実施したり、介護に関する問い合わせに対応したり、入居者だけではなく、地域に、そして教会に寄り添う働きも担って来ました。

 いよいよ2020年の東京オリンピック・パラリンピックが開催され、建築費が落ち着いた頃を目処に、設立当初から描いていた「隠退牧師館(仮称)」の準備に向け、調査を予定しています。すべての業に時があるように、これまで備えられて来たものを計画へ移す時と考えています。今後とも皆様のお祈りに覚えていただき、幻の実現に向けてお支えいただければ幸いです。私たちの思いではなく、神様のみ業が顕されますようにと願いつつ。

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