【4901・02号】♦神学校等人権教育懇談会♦ 人権教育を巡り、 神学校・キリスト教学校が協議

 3月26日、日本聖書神学校で第32回神学校等人権教育懇談会を開催した。神学校やキリスト教学校から5校8名、部落解放センターや講師が牧会している教会員、友人等、約25名が参加した。

 初めにロバート・ウイットマー宣教師(農村伝道神学校校長)から「神と共に歩む」と題して開会礼拝が行われた。カナダ合同教会の議長や執行部は、大変豊かで多様な構成によって担われている。民族や人種の違い、障がい者、女性、同性愛等「小さく弱くされてきた」と呼ばれた方が代表や執行部等に用いられ、神様の恵みの教会を体現していることが報告された。しかしここに至るまでに、苦しい様々な差別事件や対立があったという。そのようなカナダ合同教会の紹介を通して、深く優しい御言葉の礼拝が持たれた。

 「各神学校の取り組み」の紹介として井上智氏(関西学院大学神学部教員)から報告を受けた。関西学院大学の「人権教育の始まり」、「大学と神学部の関係」、「研究」、「人権教育」、「今後の課題」が語られた。

 そして上野玲奈氏(土沢教会牧師)から「インクルーシブな教会を目指すアメリカの神学教育と地方在住マイノリティの現状」と題して発題を受けた。仙台で牧会をしていた時に東日本大震災があり、その後に米国イーデン神学校へ留学。その学校のカリキュラムや多様な教師の方々の紹介、あらゆる授業において人権教育が一番重要視される内容、自分自身の中にある刷り込まれた差別・権力構造を教員と一緒に批判的に考え、確認していく作業が大変辛かったが勉強になったことなどが語られた。また講師が最近経験した超教派教師会での差別事象や、東北地方で唯一カミングアウトして牧会している同性愛者の孤独と闘いが語られた。その後、参加者からの意見交換があった。

 次回は、2020年3月30日に部落差別問題をテーマに開催する予定。 (小林 明報)

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