【4888号】教区議長コラム ♦大阪教区♦ 小笠原 純 古い歌はもう歌い終った

 大阪教区は議長であるわたしの思い通りに動いている。わたしの思い通りに動くものではないというわたしの思い通りに(独り言です)。

 大阪教区は和歌山県、奈良県、大阪府の143教会・伝道所が集まっている教区です。旧教派的伝統も様々であり、教会のあり方も様々です。大阪教区では1970年日本万国博覧会にキリスト教館出展の是非をめぐって激しい議論が起こり、その後10年間、教区総会を開くことができませんでした。1980年に臨時総会が開かれ、対立していた双方の真理契機を認め合い、今後異なる意見にも耳を傾け、対話を深めていくことを内容とする「3号議案」が採択されました。そうした歴史的な経緯があり、大阪教区では粘り強く、よく話し合うということが大切にされています。常置委員や教団総会議員の選挙も半数連記で行われています。そうした中で必要なのは、自分の思い通りに動くことはないという思いを持つということだと、わたしは思っています。私たちの教団は合同教会なのです。ただ「一致と前進」ということもやはり必要です。

 中国の小説家・評論家である魯迅は、1927年に香港基督教青年会館で、「古い歌はもう歌い終った」という講演をしています。魯迅は中国の文化を批判し、いつまでも古い歌を歌っている人たちに、書斎から出てきてもらって、社会がどんな風か、世界がどんな風か見てもらいたいと言っています。

 日本万国博覧会から48年、大阪では2度目の日本万国博覧会が行われるかも知れないと言われています。50年間で大きく変わってしまった大阪で、また日本で、「新しい歌を主に向かって歌う」(詩編98編)ということを真剣に考えなければならない時が来ていると思います。 (大阪教区議長)

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