【4884号】2018年度教区総会報告

PCT嘉義中会と宣教協約を締結

東北教区

 第73回東北教区総会は、5月29~30日、仙台青葉荘教会で開催された。議員152名中118名が出席した。

本総会では、台湾基督長老教会(PCT)嘉義中会との宣教協約締結議案が中心となった。

この宣教協約決議の背景には、東日本大震災の際にPCTから、祈りと献金、268名のボランティア派遣を通して交流が深められてきたことがある。更に日本基督教団東日本大震災国際会議の際に、嘉義中会との出会いがあり、相互に訪問する中で協力関係を結ぶことを確認した。本来は2017年5月の東北教区総会で議決される予定であったが、実現に至らず本総会の提案に至った。

一日目の夜には両者の理解を深めるための協議会が開催され、これまでの経緯と実際の様子が分かち合われた。

本議案に関して議場からは、文言の訂正意見が複数出されたが、小西望議長は、「文案に関しては、常置委員会でも、嘉義中会の幹部会でも時間をかけ準備してきた。色々な意見があると思うが、まずこの原案どおり締結したい」と述べ、「この議案は関係が始まろうとしているものであり、もしある段階で改訂が必要であれば、その時点で改訂を加えていく手順がふさわしいと考える」と述べ、採決に至り可決。直ちに調印式が行われ、記念品を交換し合い、会場は喜びに包まれた。

また、東日本大震災関連では、教会救援復興委員会の次期総会開催予定までの継続を諮ったほか、「放射能問題支援対策室・いずみ」については、2024年3月までの継続を目指すことを可決した。また、「被災者支援センター・エマオ」は、計画通り2019年3月をもって閉じることが決定した。

議長挨拶では、東北教区東日本大震災救援を続けるための「募金A―教会の返済支援のために」が、2018年3月をもって閉じたこと、同「募金B―エマオ・いずみの働きを続けるために」の募金により両センターを2019年3月まで継続させることが可能となったことが報告された。

今総会においては、既に行われた2名の按手受領の報告承認と共に、按手礼1名と3名の准允式が執行された。

教団総会議員選挙結果
【教職】小西望(仙台北)、保科隆(福島)、関川祐一郎(石巻山城町)、高橋真人(会津坂下)、長尾厚志(仙台ホサナ)、片岡謁也(若松栄町)、布田秀治(いずみ愛泉)、岡村宣(矢吹)、荒井偉作(名取)

【信徒】齋藤仁一(山都)、高橋嘉男(名取)、佐藤京子(仙台北)、工藤正剛(仙台愛泉)、石原裕子(常磐)、丹治洋子(信夫)、森睦(天童)、大林健太郎(石巻栄光)、鎌田仁美(涌谷)
(佐藤 進報)

 

宣教強化・実質化の準備開始を可決

東中国教区

 第67回東中国教区総会が5月28~29日、岡山教会で開会時議員85名中66名が出席して行われた。

推薦准議員承認において、来賓として受け入れている佐々木美知夫教団副議長を問安使として受け入れる修正動議が出された。「北村教師の教職剥奪を受け、問安する側・される側という関係性を丁寧に考えようということになり、来賓として受け入れている」との経緯を踏まえ反対する意見があった。動議は賛成5名で少数否決、来賓として受け入れる原案を承認した。

議長報告で、大塚忍議長が4頁にわたる報告を朗読した。「テロ等準備罪が成立し、改憲の発議に向けた動きがある中、見張りの使命に固く立つ。教区の10年間の推移が、会員数17%、礼拝出席13%、経常収入12%、経常支出10%、各々減という厳しい現実の中で連携と基盤強化が必要。2度の宣教会議を開催し教区の宣教強化について協議した」等を報告した。

今総会で最も時間を割いたのは、「教区の宣教強化実質化に関する件」である。宣教会議の内容を踏まえ理念と提案を記した声明文が掲げられ、「実施に向けての準備を開始する」ことが提案された。

一日目の夕食後に趣旨説明と意見交換、二日目に審議を行った。

大塚議長は、声明文に基づき、「48教会中、33教会が礼拝出席20名以下、内14教会では10名以下。兼務・代務教会が15教会」と教区の状況に触れ、多様性を豊かさと捉え、既に立てられている教会を支援しつつ、協働の働きとしての宣教を支援する方針を示した。声明文は、「教区機構の見直し、新たな予算措置イメージの作成、地区の役割と教区構成の見直し、教会強化特別資金運用規定の改変」を提案している。

協議においては、「協働」ということで、各個教会の伝統が崩れてしまうことへの危惧が述べられ、自主性を重んじた上での協働であるべきとの意見があった他、「一歩を踏み出すことが大切」、「一日も早く進めてほしい」との賛成意見があった。採決61名中50名の賛成により可決した。

上井教会と倉吉復活教会が合併し、上井教会として存続する議案を賛成多数で可決した。

佐々木教団副議長が教団議長挨拶文の要点を説明した。機構改定を急ぐ理由、伝道資金をより良い制度として運用することについての意見が問われ、副議長は応答した。

教団総会議員選挙結果
【教職】大塚忍(岡山)、服部修(蕃山町)、柴田彰(倉吉)、中井大介(倉敷)、橋原正彦(鳥取)、田中寿明(天城)

【信徒】土井しのぶ(総社)、田中英也(上井)、濱上進(倉敷水島)、河田直子(蕃山町)、平川英勝(児島)、尾島夫規子(岡山)
(嶋田恵悟報)

 

教団機構改定案について議論

東京教区

 5月29日、第77回東京教区総会が富士見町教会にて開催された。開会時の出席議員数は490名中327名だった。開会礼拝後、来賓挨拶と組織会を経て、三役報告・常置委員会報告から議事を開始した。議長報告の中で、岸俊彦議長は「教団の機構改定が急務」であり、この「教団の課題は教区の課題でもある」と述べた。

昼食休憩後、雲然俊美教団問安使が石橋秀雄教団議長の挨拶を読み上げ、配付資料を用いて教団機構改定案の説明を行った。また、教団への質問は文書にして教団議長宛てに送付して欲しいと要望した。次いで秋山徹教団総幹事(東京教区総会議員)が挨拶に立った。質疑では機構改定案と教憲教規の関連や、東日本大震災救援の活動記録方法や借入金残額の返済方法等が問われ、問安使が教団の見解と今後の見通しを語った。

夕食休憩後に、17年度決算報告が1億2516万2382円で承認された。18年度予算案の審議では、教区負担金未納問題について、教区所属台湾教会の負担金減免措置と、各教会の諸事情による未納金特別措置の説明があった。質疑を経て予算案は未納負担金分を加味した1億2801万2950円で可決された。

常置委員選挙結果(半数改選)
【教職】藤盛勇紀(富士見町)、岸憲秀(千葉本町)、古旗誠(目白)、神保望(日本聖書神学校)、松井睦(聖徒)

【信徒】高花富夫(柏)、澤田竹二郎(白金)、守安久美子(船橋)、遠矢良男(富士見町)、鷺一彦(代田)

教団総会議員選挙結果
【教職】藤盛勇紀(富士見町)、髙橋潤(銀座)、岸俊彦(経堂北)、中村公一(高輪)、伊藤英志(三軒茶屋)、古旗誠(目白)、村上恵理也(松戸)、長山信夫(安藤記念)、神保望(日本聖書神学校)、渡邊義彦(柿ノ木坂)、岸憲秀(千葉本町)、大友英樹(赤羽)、高橋和人(田園調布)、小橋孝一(新島)、林牧人(西新井)、松井睦(聖徒)、今泉幹夫(小金)、上田光正(曳舟)、藤田義哉(下谷)、清弘剛生(頌栄)、生原美典(松原)、大塚啓子(目黒原町)、遠藤忠(むさし小山)、西之園路子(滝野川)、山ノ下恭二(牛込払方町)、原田裕子(薬円台)、倉橋康夫(木更津)

【信徒】遠矢良男(富士見町)、奥山盾夫(千葉本町)、和田洋子(銀座)、小泉誠(下谷)、澤田竹二郎(白金)、西田寛子(鳥居坂)、高花富夫(柏)、石川日出男(滝野川)、鷺一彦(代田)、鈴木齊(銀座)、守安久美子(船橋)、神田道彦(洗足)、山神清和(聖ヶ丘)、川添裕一(自由が丘)、木下京子(聖徒)、坂元昭憲(三軒茶屋)、古宮正雄(中村町)、阿部勝雄(聖和)、藤本三四四(小松川)、平川寛子(梅ヶ丘)、小平正宣(代々木中部)、市橋佳子(田園調布)、桝田恒(柿ノ木坂)、鎌田あつ子(目白)、柏原通子(石神井)、伏見陽子(新津田沼)、池田信成(八千代台)
(原田裕子報)

 

「伝道センター構想」具体化検討を続ける

西東京教区

 5月27~28日、第38回西東京教区総会が、吉祥寺教会において開催された。開会礼拝が捧げられ、礼拝の中では聖餐式が行われた。

議員200名中140名が出席。組織会、議事日程案承認の後、教区総会議長報告ならびに常置委員会報告が行われた。両報告に対して、一昨年度より常置委員会を中心に検討されている教区機構・組織の見直しに関する質問等が出された。

議事と並行して、常置委員半数選挙ならびに教団総会議員選挙が行われる中、各部・各委員会の報告が行われた。また、二日目の議事として予定されていた「曙教会解散承認に関する件」が一日目に扱われることとなり、曙教会(杉並区)の解散が承認された。決算報告と共に、剰余金処分に関する提案がなされて、一日目が終了した。

二日目は、この一年の間に天に召された6名の教師を覚えての追悼式から始まり、遺族と共に礼拝が捧げられた。

新着任教師の紹介がなされた後、雲然俊美教団総会書記による問安使挨拶が行われた。議場からは、特に教団機構改定案の骨子に関して、改定案の内容、改定に向けての今後の進め方について多くの質疑、意見等が述べられた。

二日目の午後には、宗教改革500周年記念事業として行われた教会中高生大会ならびに教会青年大会について、映像を見ながらの報告も行われた。

「2018年度宣教活動計画に関する件」と同時上程された「立川開拓伝道の推進に関する件」が可決された。西東京教区では立川での開拓伝道に取り組んでいるが、その実りとして生まれた立川からしだね伝道所が、昨年5月に新会堂・牧師館を取得した。今後も、教区は、同伝道所の成長のために、財政的な支援を含めてさまざまな側面からの支援を行いながら、立川開拓伝道におけるもう一つの幻である「伝道センター構想」の具体化を目指して検討を続けていくこととなる。

「2018年度宣教委員会・各部・各委員会活動計画に関する件」、「教団年金を守るための教区推進案に関する件」も可決。願念望議長による閉会祈祷をもって、二日間の総会を終えた。

常置委員選挙結果(半数改選)
【教職】宮﨑新(本郷)、竹前治(清瀬信愛)、古屋治雄(阿佐ヶ谷)

【信徒】宮下重康(玉川)、井田昌之(狛江)、中嶌曉彦(八王子)

教団総会議員選挙結果
【教職】吉岡光人(吉祥寺)、山畑謙(小金井緑町)、願念望(国分寺)、岩田昌路(狛江)、七條真明(高井戸)、菅原力(新生)、山口紀子(更生)、竹前治(清瀬信愛)、古屋治雄(阿佐ヶ谷)、宮﨑新(本郷)、長谷川洋介(小平)、小泉健(東京神学大学)

【信徒】鐘ヶ江有道(中野)、井田昌之(狛江)、中嶌曉彦(八王子)、中川義幸(阿佐ヶ谷)、村山めぐみ(阿佐ヶ谷)、西田一郎(白鷺)、吉崎純二(吉祥寺)、安井重平(荻窪清水)、前田勝之(相愛)、原田満喜夫(小平)、石川秀彦(新生)、大橋寛明(高幡)
(七條真明報)

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