【4879号】社会委員会 大嘗祭を巡り討論

 第4回社会委員会が全国社会委員長会議の後、2月27~28日、教団事務局会議室にて開催された。

 常議員会から当委員会に大嘗祭に関する研究と取り扱いが求められたことを受け、戒能信夫氏(千代田教会牧師)を招き「平成天皇の生前退位と大嘗祭」と題して講演してもらった。はじめに大嘗祭についての基本的な事柄が述べられた後、内村鑑三の「不敬事件」、矢内原忠雄の神権天皇制批判を例に、その様な天皇制批判をする者が周囲から攻撃される、そのことに対してキリスト教会は明確な立場を取ってその者を守る姿勢を取れては来なかったが、それはなぜか、ということから話し、現代の天皇制の問題を具体的な歴史から語ってもらった。そして戦前、戦後になされた天皇制に関しての議論についてを示し、1990年大嘗祭問題への取り組みとして、1986年11月から1990年11月までになされた大嘗祭に関する各教派・団体の声明を紹介した。そして今日、平成天皇の生前退位の意向が示されたことによって大嘗祭が執り行われようとしている。日本国憲法、政教分離の観点からこのことをどう理解するのか。そして日本基督教団はこのことにどう対応するのか。このように問われた。講師より「平成天皇の生前退位の意向は、天皇の第二の人間宣言である。このことは十戒の第一戒に関わる問題であり、我々キリスト者はこのことを無視してはいけない」と示した。その後、講師を交えて自由討論の時を持った。委員会として取り組みを継続する。

 続けて諸報告の後、「社会福祉施設援助金送金先と援助額に関する件」を審議。6教区からそれぞれ推薦された施設に対して、資料を精査し、援助金の送金を可決した。他「2018年度予算に関する件」や「社会委員会通信」の発行に関して審議を行った。(石井佑二報)

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