【4866・67号】部落解放全国会議

6月26日から28日にかけて、「第13回日本基督教団部落解放全国会議in北海道」が、「今、アイヌモシリで差別を考える」という主題のもとに、千歳栄光教会にて開催され、97名の参加者があった。
1日目。部落解放センター活動委員長の斎藤成二さんによる基調報告では、部落差別事件が頻発している現状が分析された。部落解放への思いを新たにし、あらゆる差別と闘うための連帯へのアピールがなされ、参加者全員で「全国水平社宣言」を唱和した。北海教区アイヌ民族情報センター主事の三浦忠雄さんによる講演では、アイヌ民族の文化や歴史に関する概論的な知識が紹介された。和人によるアイヌ民族への収奪の歴史を見逃してはならない。現在も存在するアイヌ民族への差別、北海道大学などによるアイヌ民族の遺骨盗掘、アイヌを先住民族として認めた日本政府の政策不履行なども説明された。カナダ合同教会隠退教師のロバート・ウィットマーさんによる聖書研究では、カナダ先住民族との出会いによりご自身の聖書の読み方が深くなったと語られた。弱さに招かれるということは、自分を否定するのではなく、神の力を知ることであるというメッセージから深い示唆を与えられた。
2日目。全人口の7割がアイヌ民族である二風谷にてフィールドワークが行われ、二風谷ダム裁判について学んだ。また、アイヌ民族党の代表である萱野志朗さんからは、過去を踏まえ未来を切り拓くためにアイヌ民族が行っておられる活動が紹介された。部落解放同盟栃木県連合会執行委員長の和田献一さんからの講演では、マイノリティの人権を国際人権基準から考えることの重要性が明快に示された。この学びを私たちは実践に生かさなければならない。
3日目。今後の実践への展望について皆で話し合った。豊かな出会い、学び、祈りの時が持てたことに感謝したい。
(韓 守賢報)

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