【4582号】教区コラム 大阪教区

実りある交わりを求めて
村山盛芳

大阪教区には一四九の教会・伝道所があります。大阪台湾教会もそのうちの一つです。一九九〇年四月一日に設立され、一九九八年に教団加入申請が受理されて大阪教区の群れに加わってくださいました。
今年の教区総会開会礼拝の聖餐式は台湾語で行われました。今年が「日本基督教団と台湾基督長老教会の協約」改定二〇周年にあたることを記念したからです。普段教区内に台湾語を使って教会活動を行っている群れがあることを意識することはあまりありません。しかし、主の食卓にあずかる時に、日頃馴染みのない言葉が使われることによって、教区内に台湾教会があること、教団と台湾基督長老教会の間に協約が結ばれていることを改めて実感する時となりました。総会の時間的制約と、聖餐式の流れを重視したため、通訳を置くことをせず、台湾語の式文を日本語に訳したものを全員に配り、聖餐式を守りました。評価は色々ありましたし、反省すべき点もありますが、同じ主を信じる者として言葉は違っても、共にひとつの食卓を囲むことができたことは本当に感謝であり、恵みの時でした。
協約が政治的に、あるいは持論の展開のために利用されることが多い現実ですが、教会同士の交わりが実を結び、それぞれの教会につながっている人同士の痛みや喜びが共有できることを心から願っています。大阪教区に台湾教会が加わってくださっていることを心から感謝しています。
(大阪教区総会副議長)

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